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未来の雪を守る。世界一 地球に優しい「雄叫び」が従量課金のスノーボード構想

気候変動が叫ばれる時代。
雪山を愛する僕達スノーボーダーが共通して感じることがある。
それは「年々、あきらかに雪が少なくなってきている」ということ。

僕達は、決して積雪を定量的に分析しているわけではない。長年雪山に通い続けているからこそ分かる感覚的景色。つまり長年、見てきた雪山の景色があきらかに変わってきているということ。

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(※参照:HAKUBA SDGs Laboより)

専門家ではないので細かな理由や原因は分からないが、なんらかの気候変動により雪が少なくなっておりこのままだと雪が降らないシーズンもあるのでは?!と危機感をもっているスノーボーダーも多いと思う。

僕達スノーボーダーは、自然からの貴重な資源である「雪」を通じて楽しく遊ばさてもらっている。遊ばせてもらっている以上、これからの未来の「雪」を守るために僕達は何ができるのか?を考える義務がある。

無題(※参照:HAKUBA SDGs Laboより)


では、雪を守るために何ができるのか?と考えた場合、答えは分からない。しかし、僕達は雪がある限りスノーボードに乗ることに変わりはない。

ならば、今回は「地球や滑り手に世界一やさしいスノーボードメーカー」とはどういう形なのかを軸に考えていきたい。

ちなみに僕は、白馬村のモンスタークリフ(株)にて「白馬の山を滑るためだけのスノーボード THEDAY.HAKUBA」の開発販売をしています。

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まずメーカーを考える上での前提から

「地球や滑り手に世界一やさしいスノーボードメーカー」を目指す上での前提が下記の3つの「P」をバランス良く大きくすること。

1つが尖ってはならない。バランス良い大きな三角形がゴールの形とする。

①Planet(地球)
→自然環境に良い。そして地球に優しいスノーボード

②People(人)
→スノーボーダーのHAPPY度の向上

③Profit(利益)
→メーカーのため利益を出さなくてはならない


プレゼンテーション1

それぞれ3つの「P」を1つずつ考えていきたい。

今回はあくまで僕のアイデアであり、この3つの「P」のアイデアをスノーボーダーみんなで出し合って知恵を集結させるためのキッカケを白馬村で作りたい。

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①Planet,(地球)自然環境に良い。そして地球に優しいスノーボードとは

これからの時代の1つの大きなキーワードは「サーキュラーエコノミー(循環型経済)」

地球に優しいスノーボードにするためには、破棄を一切ださないのが前提。

破棄するものは、再度資源に戻して新しい価値を創出するのがサーキュラーエコノミーの考え方。この原則に従ってスノーボードを作る。

(サーキュラーエコノミー 3原則に従いスノーボードを制作)
ⅰ)廃棄物と汚染をうみださないデザイン設計
ⅱ)製品と原材料を使い続ける
ⅲ)自然に再生する。

無題

つまり、大切なのは大きく2つ。
a)スノーボードを設計する段階から環境汚染を出さない仕組みを考えること。
 
b)ユーザーが使い終わったスノーボードをメーカーが100%回収する仕組みを考えること。

a)b)の流れにより地球にやさしい破棄が一切でないスノーボードができる。

a)に対してのアイデア
→スノーボードは、接着剤を含めて大きく6つの要素からできている。
一番、ネックになっているのが接着&圧着方法。

素材を6つにキレイにバラすことができれば、それぞれの要素でサーキュラーエコノミーとしての大きな最初の1歩の可能性がある。
現在研究中で一番課題の部分。

b)に対してのアイデア
→毎年、無料でメーカーからユーザーにスノーボードを貸し出す形にする。1年以上使用すれば、新しいスノーボードに無料で交換できる。

つまり、ハード(スノーボード)を無料で貸すという形にすれば、ユーザーは破棄することなくメーカに100%スノーボードが戻ってくる。

メーカーとしては、ハード(スノーボード)を無料にしてソフト(後ほど下記で説明)で収益をあげる仕組みにする。

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②People(人)+③Profit(利益)滑り手も楽しみスノーボードも売れるためには

②People(人)+③Profit(利益)を合わせた形のアイデアとして

先程の通り、メーカはハード(スノーボード)を無料で貸し出す形にしてソフトで売上をあげる。

では、ソフトをどうするかと言うと
現在、モンスタークリフにて特許出願中のデッキパッドの開発をしている。

このデッキパッドにチップを内蔵させることにより、パウダーで雄叫びをあげた回数?、ユーザーの滑走距離?、パウダーの深さ?、パウダーの軽さ?、滑走日数?、、転んだ回数?、ハイクした距離?等のデータを集約。
 
その何かしらのデータにより課金する仕組み。

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(例)ユーザーは、パウダーで楽しく滑り雄叫びの回数により従量課金制(上限は1シーズンMAX3万円とか)とする。

つまりユーザーにとって
雪が少ないシーズンや週末のパウダーに当たる機会が少なければ課金(雄叫び)は少ない。

逆に雪が多いシーズン、パウダーで沢山滑り、雄叫びをあげると課金される。
(上限は1シーズン3万円とか)
(※雄叫びをあげないように滑る技術が必要かも)

雄叫びの回数=スノーボーダーのHAPPY度
つまり滑り手が、雪山でHAPPYになればなるほど課金される仕組み。

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まとめ:地球や滑り手に世界一やさしいスノーボードメーカーが誕生する?

今回のアイデアだと、
メーカーは、ユーザーからほぼ100%でスノーボードを回収できるためスノーボードのゴミが一切でない。

ユーザーは、メーカーから無償でボードをレンタルでき雄叫びをあげた回数(HAPPY度)で課金(0円~最大1シーズン3万)される。

プレゼンテーション1


そしてモンスタークリフは、このボードで売上をあげるために世界中の雪山で「雄叫び」をあげてもらう方法を考える必要がある。

雄叫びをあげてもらうには、雪がたくさん降る必要があるのでメーカはさらに気候変動のことも考えなくてはならない。

遠くの山で「雄叫び」が聞こえれば聞こえるほど売上がアップ。
「滑り手の雄叫び=売上」という新しい形のスノーボードメーカとなる。

これにより地球や滑り手に世界一やさしいスノーボードメーカーが誕生した瞬間?!
地球に優しくて世界中で雄叫びを増やすことをミッションとした世界初の会社へ!

☆今の僕の雄叫び☆
どなたか僕に開発費1億円を下さい。

ー終わりー

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