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非常識を妄想しよう。非常識には可能性がいっぱいある。

僕達は「常識」という言葉と共に生きています。
僕たちの周りには、無数の常識があり何かを決断する時に自然と「常識」から判断してしまっているケースも多くあります。

ウィキペディアによると

常識とは、、
社会を構成する上で当たり前のものとなっている、社会的な価値観、知識、判断力のこと。

つまり、常識を大枠で現すと「当たり前のこと」
更に一言で現すと「普通」
「常識=普通」であるということ。

今回は、常識に囚われず「非常識な飲食店を考えてみよう」というお話しです。

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非常識な飲食店のキーワードを決める

まずは、非常識(普通ではない)な飲食店のキーワードを12個考えリストにしました。

「非常識な飲食店のキーワード」(適当に)
①店名がない。
②場所は教えない。
③電話もWebサイトも無い。
④予約はInstagramのみ。
⑤支払いは事前決済のみ
⑥Instagramにはプロフィールも一切なく鍵垢
⑦支払い完了後に場所を開示。
⑧場所はアクセスしずらい。
⑨子供は入店お断り
⑩料理は1種類のみ
⑪お店のドアはボロボロ。
⑫お店の入り口付近は汚い。

非常識(普通ではない)な上記12個のキーワードを常識的(普通)に想像するとこのお店は「細かそうな人が、経営しているめんどくさそうな痛いお店」がイメージできます。

しかし、非常識な12個を非常識に想像すると物語が面白くなります。

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では12個のキーワードを使ったお話へ

まずは、下記のドアの写真を10秒眺めてから
今回作った架空のお店の物語が読んでもらいたいです。
この物語には、先程の非常識(普通ではない)な12個のキーワードが盛り込まれています。

///////////「架空のお話し///////////

先日、僕が白馬村で見つけたお店。 
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場所は、非公開で店名は無いとのこと。
予約はインスタのみで数量限定食材で子供は入れないとのことでした。
白馬村の地産地消のこだわり抜いた高級料理の数々。抜群の味だった。 
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ランチは1人8000円のコースのみ。
現金払い不可で事前の決済のみ対応でした。 
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決済後に地図が送られてきました。
場所は、少し複雑な山の中にありました。 
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地図と一緒にこのドアの写真も送られてきた。
このドアを目印に来てくださいとのこと。 
ㅤ 
そして当日、山を歩きドアを発見!
ドアはボロボロで傾き、階段は落ち葉で埋まっていました。

写真と同じドアを見つけた瞬間、
鼓動は高まり恐る恐るドアを軽くノックしたら
とても感じの良いスタッフの方が出てきて、木の洞窟みたいな通路を通り、古い木のイスの席に案内されました。 
ㅤ 
そしてでてきた白馬産の高級料理は、抜群の味だった。 

次回のご予約招待券を頂いたのでどなたか一緒に行きませんか。 

///////////終わり///////////

このワクワクは何だろう?!
非常識(普通ではない)な飲食店なのに少し行ってみたくなりませんか?

物語では、まだお店の中のドアを潜っただけなのになぜ行きたくなるんだろう。僕は考えてみました。

そこで暦本 純一さんの言葉がふとでてきました。
「新しくて面白いものはふつうではない」という言葉。

勝手に言い換えると「非常識とは新しく面白いもの」

新しくて面白からこそ興味が芽生えるのかもしれません。今回の物語のお店に行ってみたくはないと感じた人もいると思いますが、お店のことは頭にインプットされたはずです。

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まとめ:非常識には可能性がある?!

知らぬ間に常識に囚われている時代だからこそたまには、ゆっくりとした時間を作り自分の中の常識をリスト化して非常識に考えてみてほしいです。

今回はお店を例にしましたが、世の中には非常識から常識になったものを多くあります。

非常識を妄想するときっと人それぞれの違った面白さや価値観がでてくるはずです。非常識をもっと妄想しよう。非常識には可能性がいっぱいある。

ー終わりー

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