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おすすめのお金の本その11:「幸せをお金で買う」5つの授業

こんにちは。東京都練馬区でマネトレをしているファイナンシャルプランナー(FP)の佐藤彰です。

今日はお金について考えるおすすめの1冊のご紹介です。

今回ご紹介するのはこちら。

お金を使った後に一気に熱が冷めるのはなぜか?

この本は、お金と幸福感の関係性について書かれた1冊です。

お金を幸福感という観点で考える機会はなかなかないのではないでしょうか?

お金というと、使う前にはいろんなことを考えます。

しかし、いざ買ってしまうとそのときのことを忘れがちです。

買う前は

「何としても欲しい!」

買ったときは

「やっと、買えた!」

と思っていたのに

いざ買ってみたら熱が一気に覚めてしまった。

という経験はないでしょうか?

その反対に

お金を使った後も

そのときのことをありありと思い出せる

という経験もおそらくあるはずです。

それがどんなメカニズムで起こるのかがこの1冊からわかります。

わかりやすい一例が、物を買うか体験を買うかと違いです。

物は買ったあとに一気に熱が冷めてしまうこともあります。

しかし、体験であれば、比較的そういったことは少ないのではないでしょうか?

典型的なのは、旅行でしょう。

もちろん、これは一般論であり、実際にはケースによって、また個人によってポイントは変わってきます。

自分がどのようにお金を使ったら幸せを感じるか意識する

この本を読んでから、お金の量だけでなく、質も大事にするようになりました。

行動経済学で著名な経済学者のダニエル・カーネマンの研究によると、収入と幸福度は比例するものの、それは一定金額まで。具体的には、年収7万5000ドル(約800万円)でという調査結果があります。

引用:日本経済新聞ホームページ 2016年6月18日

こういう調査結果もあり、幸福のあり方にここ5~6年で焦点が当たることが増えています。

その中で、コロナが来ました。いったん、仕事をするのを止めていろんなことを考える時間を持つ方も多かったはずです。

その最中で、今までよりも自分にとって大事なことにお金を使おうと意識する人が増えたのではないかと感じているのですが、そういうことを考えている方にぜひ読んでいただきたいです。

ここに書いてあるのは「答え」ではなく着眼点ですが、ご自身の幸せのあり方を考えるヒントになるはずです。

過去紹介した本はこちら↓

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佐藤彰/資産形成とコーチングの専門家
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