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不妊治療が保険適用されると夫婦間のコミュニケーションがより大事になる

こんにちは。東京都練馬区でマネトレをしているファイナンシャルプランナー(FP)の佐藤彰です。

今年大きく変わるお金のルールの1つに不妊治療の保険適用があります。

今日この件に関して先日ニュースがあったので、今日は不妊治療について書いてみます。

結論から書くと、不妊治療の保険適用が実施されれば、経済的な負担が軽減されることで、以前に増してカップル・夫婦間のコミュニケーションが大事になります。

不妊治療の現状のルール

不妊治療の助成は、現状も認められています。ただし、これは令和4年3月いっぱいまでの臨時的な制度です。

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図解引用:厚生労働省ホームページ

不妊治療には、大きな費用がかかる可能性のある治療があります。例えば、人工授精、体外受精、顕微授精などです。

令和4年4月からは公的保険で不妊治療が適用となり、それが今議論をされている状況です。

不妊治療はいくらかかる?

厚生労働省の調査によると、不妊治療の医療費は個人差が大きいことがわかります。

全体の40%強の方々で10万円以下、30%強で10万円から100万円、25%近くで100万円以上という結果になっています。

事前にどれくらい費用が掛かるのか見通しを立てるのが困難というのが、不妊治療の特徴です。

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引用:厚生労働省ホームページ 不妊治療の実態に関する調査研究 最終報告書P119

保険適用によりカップル・夫婦のお子さん出産に関する選択肢の幅が広がる

このような状況から考えると、やはり不妊治療が保険適用されれば、不妊治療に取り組むことは、経済的には負担が軽減されそうです。

経済的な話だけの話で、それ以外にも様々な問題がありますが、この改正は不妊治療に取り組んでいるカップルや夫婦にとって朗報だといえるでしょう。

経済的な負担が軽減されれば、お子さんの出産に関する選択肢が以前よりも増えます。

それはそれで悩ましい問題も出てくるかもしれませんが、カップルや夫婦間でお子さんの出産についてどう考えるか、コミュニケーションの重要性がさらに増していくと考えられます。

内容が決まりつつあるとはいえ、まだ正式決定ではないため、今後もこの点については個人的にも追いかけていきたいと思います。

僕自身の相談のスタンスについて

不妊治療は、とてもセンシティブな内容です。お金の問題だけで片付けられる問題ではなく、ある意味ではFPには不向きな相談内容かもしれません。

ただ僕は、お金の数字面だけ話するのではなく、相談者さまの意思も尊重しながら、お金以外のこころの面も大事にしています。

会社員時代から、コーチとしても活動しており、お金以外のセンシティブな相談も数多く受けているので、こういったご相談もあれば、ご夫婦の話し合いなどお金以前の部分からも関わっていくことができます。

なかなか人に相談しにくい内容であることは事実ですが、そういったご相談でお役に立てることもあればお気軽にご連絡くださいね。

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