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雑記(疾中日記)

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令和5年8月6日~9月16日、記す。 いたつきて乱る日々にも反射せし耀よう水面 沼津中央 沼津中央病院に入院した日々に書いたもの。ある種、異様である。故、「日記」とせず「雑記…
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独白(令和5年8月24日~29日)

独白①8/24 装飾過多の自己の認識。それは自分の詩文でも充分理解できる。余りにゴテゴテした…

佐藤余白
6か月前
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隻手の声(両手を合わせると音は鳴る。片手の音とはこれいかに?)(8/29)

8/29 かつての思考を繰り返すでは芸がない。今、もてる限りの思考でこれを解いてみたい。 あれ…

佐藤余白
6か月前
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捨てし詩文、燃えし思想、削除せし短歌雑片へのレクイエム(又、愛)(8/6,31)

8/6、31 死と生と虚無と愛とを闡明し夜と朝との境より踏む 天下りし煌めき、落つる星のごと…

佐藤余白
6か月前
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あまりにも悲しい話に、真実と真心を添えて(己の悲しみに捧げる)(9/1)

「ハトラッシュ、おいで」 少年は歩きかけて止めて、犬を待っていた。クリスマスイブだのに、…

佐藤余白
6か月前
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狩野川(9/2,18)

9/2 短歌はミニノート、雑文は大きいノート。 それは只の形だけど、やりやすいや。 午前9時の…

佐藤余白
6か月前
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英語コンプレックス(9/3)

Sunny day, Sunday.  英語、もっと勉強しときゃ良かったかな。あんな下手な英文に激怒したの…

佐藤余白
6か月前
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猫の写真集の余白に書いた文章(8/6)

今度の入院、姉より賜りし猫達の本。 気狂いも、自死も、正気より楽だと思っていた。多分、それは本当にその様な面も僕のような、一風変わった人間には、その個人には本当だろう。だが、総体として、「人間」としてこれらを見ると、「苦」いじょうに「苦」であった。「夜露死苦」なんて、気軽に恐ろしい言葉を使う人間を本当に馬鹿にしていた。だが、僕も同程度に愚昧であった。「おならブーブー族」と暴走族を呼びならわした方が自覚を促す、という意見があって、それは真っこと正しいと僕も思う。だが、放言放屁し

先の写真集のカバー裏の文章(8/22,9/5)

「喜びをその身に引きつけ離さぬ者は、天地を翔る生命を滅ぼす。されど、飛び立つ喜びに口づけ…

佐藤余白
6か月前
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短歌、70首くらい(8/7~9/13)

(ミニノート等に書いていた短歌、ほぼ全部) (日付不明) 春の夜の花の散り行く川の面にオ…

佐藤余白
6か月前
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短歌のこと(9/5)

短歌は遊びだと思っていた。だが、いつの間にやら夢中になっている自分がいる。変なの。自分の…

佐藤余白
6か月前
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下手な恋、病気の恋(9/5)

胸のザワつき、心のザラリとした感覚。 それに有効なものは何だろう。 良い言葉を読むこと。書…

佐藤余白
5か月前
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変態の自覚(9/6)

少し、今迄のを読み返してみた。酷いな、こんな日記、あり得ない。 下らない?むしろ反対で変…

佐藤余白
5か月前
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熱(9/7)

熱。 (今、AM5:00。平熱には戻ったと思う。) それでもAさんのことを祈ったのは、アホとい…

佐藤余白
5か月前
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A市のこと(9/7)

やっぱり書かない。なんだか書いてはイケない気がした。良い所も悪い所もあった、当然。それはどこでも一緒だ。 「書いてはイケない」とは、あまり知った様な口はきくべきではないと思ったからで。迷惑もかけたし、良い所しか書きたくない。良い思い出しか。だから、二つの情景だけ。 或る時、僕はA市のホテルで働いていた。小高い場所にあったので、駐車場の或る場所から、A市が一望できた。疲れ切っていた。もう、限界は越えていて、それでもゴマカシ、ゴマカシ働いていた。去るべき時を予感していたとしか、