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先の写真集のカバー裏の文章(8/22,9/5)

「喜びをその身に引きつけ離さぬ者は、天地あめつちを翔る生命を滅ぼす。されど、飛び立つ喜びに口づける者は、とことわの朝の日射しに住まう。」
ウィリアム・ブレイク(恭介訳)

『救済とは、自己が知覚した苦しみを癒すものに過ぎないのである。』
自己は善であり、全。我等、同じうしてべちなる者ではある。しかし、否。理解せよ。愛とは理解であり、跳躍。我等、既にしてとわの朝焼けにあり、その氣と水、光の粒を呑む。思い起こすか、起こさぬか。その悪しき夢、正すか、正さぬか。狂いし世にありて狂う。それや良し。だが、狂い続けてはならぬ。狂うて、狂うた後、正し、正さねば、地獄の知とて、無益むやく、無益。己を知れ。己、自身知りた後、己の受けた者、己の愛を知り、世界へとそれ以上に、それらを越えて返せ。是、愛。是、理解。是、跳躍也。

令和五年葉月二十二日
夢での言葉と共に記す。



9/5
不幸に耐えるのが幸福、というのでは足りない。
不幸を幸福として遇せよ。
不幸に自身の幸福を気付かせてやれ。

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