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月曜日の憂鬱

梅雨空から始まる1週間。

白々しくも重苦しい空と同じように、私の心身も重く感じる。こういうこと、私にはよくある。女の子の日が近いのかもしれないけれど、大抵は気圧のせいだ。低気圧が来ると木っ端微塵にやられるから。


月曜日は多くの人にとって、けだるく感じるだろうか。

2日間の休日が一瞬で過ぎ去り、再び職場や学校へ繰り出さなければならない。大人は有給休暇を取ってしまえばいいけれど、子供はそんなことできないからね。元気はつらつに見えて、実は鬱々としているのかもしれない。

私にとって月曜日は、家に引きこもりがちな日だ。

決まった用事で外出するのは、大抵火曜日~木曜日。時々金曜日も外出する。しかし平日の中で唯一、よっぽどのことがない限り外出しないのが月曜日。少なくとも、ここ1ヶ月で月曜日に外出した記憶はない。それくらい、家に引きこもってしまうのだ。

もしかすると、けだるさMAXの月曜日に外出しなくて済むなんて羨ましい!と思う人もいるかもしれない。そりゃあ、土日の延長線上で喧噪とは無縁の生活ができたら、自らもそうしたい気持ちが大きいだろう。


しかし、ここで侮ることなかれ。私にとって月曜日は、用事で削り取られたエネルギーを蓄える日。ただの休日ではないのだ。

あまり大きい声で言えない内容なので、ここではあえて「用事」と表現しているけれど。用事で週に何日もクリニックに通っていると、知らず知らずのうちに疲れ果ててしまう。

特に、人混みやコミュニケーションを取るのが苦手、体力は赤ちゃんと同等の私なので、エネルギーの消費スピードは凄まじい。分かりやすく言うと、光の速さと同じくらいだろうか。帰りのバスでは爆睡、終点まで乗り過ごしたこともあるくらいだから、疲れを感じるスピードも人一倍速い。


だからこそ月曜日は、好きなことをしてエネルギー補給に努める。

たとえば、好きなYouTuberの動画を見たり、読書したり。音楽を聴くこともあるし、気が向けば絵を描くこともある。飽き性だから、疲れたら必ずこれをする!というルーティンはないけれど。その日の気分に身を任せて、自由に過ごす。

実家暮らしなので食事には困らないし、飼い猫から容易に癒しを得られる。気づけばエネルギーの容器は満タンになっていて、火曜日から動き出せるようになる。月曜日、案外悪くないかもしれない。


どんなにけだるく感じても、どんなに気分が奈落の底に落ちてしまっても。月曜日は必ずやってくるし、気づけば過ぎ去っている。

あなたなりのやり方で、月曜日を楽しめますように。

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