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あなたは「自分」を説明できますか?

以前の記事で「自分の定義」について解説しました。

(再掲)自分(自我)とは世の中の全情報の中から自分だけを分ける「部分関数」である。または世の中にある全情報を自分にとって重要な順番に並べ替えた「重要性評価関数」である。

言い方を少し変えると、自分を定義しようと思ったら、

自分と関係のある「情報」を、自分にとって「重要な順番」で並べ替える必要がある

わけです。

つまりあなたを、隣の人と区別できるとすれば、あなたの体や見た目や服装などの物理的な情報以外に、家族や友人などの人との関係性、学歴、会社、住んでいる場所などの身に着けた知識や経験したことなど、様々な「情報」との関係性を明らかにし、その関係性との重要度を定義する必要があるということです。(かなり哲学的な感じですがw)

すなわち自分を変えるためには、自分を構成する「情報」を更新して、さらにその「重要度」を変えることができれば、自分を変えられるというわけです。

自己紹介するとは「自分の定義」を伝えること

そうすると面白いのは、「自己紹介」という行為は自分で「自分の定義」を人に話していることになります。つまりあなたは自分自身を「どんな情報と関係がある人間」だと思っていて、「何を重要だと考えてる」のかを説明していることになるのです。

私は以前、noteで「ライフストーリー」として自己紹介を52話に渡って書きました。

つまり、ここに書いたことが私が考えている「自分の定義」ということになります。ということは私が「自分を変える」ということは、ここで書いた内容に新たな「情報」を加え、さらにその情報の「重要性」を変えるということになります。

なぜ自分を変えたいと考えているか?

「自分」を定義することができたら、次に大事になってくるのが「なぜ自分を変える必要があるのか?」という目的になります。

目的がなければわざわざ自分を変える必要はないわけです。何か自分を変えなければいけない理由があるから自分を変えたいと思っているはずです。

自分をもっと成長させたいから
今の自分が嫌いだから
今の自分の見た目や体系では嫌だから
家族の関係をさらに良くしたいから
友人関係を今よりも改善したいから
会社で今よりも成果を出したいから
会社で今よりも出世したいから
今よりもさらにお金を稼ぎたいから
今よりさらに良い人生を送りたいから
自分が行っている趣味でさらにいい結果を出したいから
誰かを見返したいから
心身ともに健康的に長生きしたいから
精神的に穏やかに暮らしたいから

など、考えれば自分を変えたい理由はいくつもあるはずです。
ただ、この自分を変える目的にも良い目的の持ち方と、もう少し変えた方がいい目的の持ち方があります。

次回は、この自分を変える目的の持ち方について解説したいとおもいます。

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