「根拠のある劣等感」は捨てて「根拠のない自信」を持とう

「もっとお金があればなぁ」
「もっと頭が良ければなぁ」
「もっとカッコよければなぁ」
「もっと仕事が出来たらなぁ」

自分の人生違ったものになったのに…

なんてことをあなたも考えたことが
あるかもしれないですね。

ちなみに自分はあります。
（学生時代に好きだった女の子に振られた時に
もっとカッコよかったらと思いましたよｗｗ）

つまり人は「根拠がある劣等感」を持っています。

そしてこの劣等感は百害あって一利なし
であることに多くの人は気付いているはずなのに、
止められないのではないでしょうか？

今回は「根拠のある劣等感を捨てる方法」に
ついて話します。

「根拠のある劣等感」よりさらに下がある

実は人には「根拠のある劣等感」よりも
さらに下が存在しています。

それが「根拠のない劣等感」です。

特に何か失敗をしたわけでもなく、誰かに何かを
言われたわけでもないのに、自分に自信が
ないことってありませんか？

これは、自分の潜在意識の中で既に自分に
劣等感を感じているときに起こる症状です。

多くの場合は幼少期に親から
「これやっちゃダメ」
「何でこれができないの」
「我慢しなさい」
などの否定や抑圧を受けて育った人は、
自分に自信が持てず、何かやろうと思っても、
漠然と「自分には無理」と考えてしまいます。

つまり人が持つ自信には4つの段階があります。

この下2つの「劣等感」のレベルにいると、
何をやろうとしてもまずネガティブなことを
想像してしまい、行動を起こすことができなく
なってしまいます。

前回の記事で私は
「目標設定しただけでは目標は達成できない」
と書きましたが、まさにこの「劣等感」のレベルに
いる人は、「やって無理」「自分にはきっとできない」
というセルフイメージが浮かび行動を起こす
ことができないのです。

自分のセルフイメージを書き換える

そこで、まずやらなければいけないのは、
自分の「セルフイメージを書き換える」という作業です。

その一番大事なことは、
「目標を達成している自分の状態を臨場感高くイメージする」
ということです。

コーチングには重要な公式があります。

（公式） I×V＝R
I（イメージ）
V（ビビットネス｜臨場感）
R（リアリティ｜現実）

つまり、現実（リアリティ）はイメージと臨場感の
掛け合わせで決まるということです。

これはコーチングの大家であるルータイスが作った
公式ですが、イメージしたものの中で、より臨場感が
高いモノが現実になるという考え方です。

つまり劣等感を持った自分の方が臨場感が高ければ、
その時にイメージしたことが現実になるのです。

逆に言えば、臨場感さえ高ければ、そちらの方が現実に
なるのですから、根拠がない自信であったとしても、
臨場感が高ければ、そちらが現実になるということです。

つまり「劣等感のある自分」の臨場感より
「（根拠はないけど）自信がある自分」の方が臨場感が
強くなればいいのです。

そしてその時に効果があるのが「アファーメーション」です。

アファーメーションを使って自分のセルフイメージを自由に書き換える

アファメーション（affirmation）とは
「肯定、断言、確言、誓願」という意味です。

つまり、アファーメーションとは自分自身に対して
「肯定的な宣言」を行うことです。

このアファーメーションは11個のルールがあります。

1．一人称である（私は～で書き始める）
2．肯定的に書く、否定語を使わない
3．現在形・現在進行形で書く（～である、している）
4．「達成している」という表現にする
5．他と比較しない
6．行動・動作を表す言葉を使う
7．感情を表す言葉を使う（嬉しい、楽しいなどのプラスの感情）
8．記述の精度を高める（数字があれば数字を決める）
9．バランスをとる（人生全方位で作る）
10．リアル（現実的）なものにする
11．秘密にする（他人にはしゃべらない）

特に大事なのは、自分が目標を達成している状態の
言葉を使うということです。

アファーメーションは自分のセルフイメージを
書き換えるために行う行為なので、自分が目標を
達成している状態を鮮明にイメージする必要があります。

と言っても最初はなかなか難しいと思います。

そこで

今回「自分の変える」ことに特化した
セミナーを開催することにしました。

今回のアファーメーションも盛り込んだ内容に
しようと思っていますので、ご興味ある方は
ぜひご参加いただければと思います。

※zoomでのセミナーとなりますので、ご自宅などの
リラックスした環境でご参加いただければと思います。