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その仕事、まだ続ける?

私が仕事で最初に挫折したのは
社会人二年目でうつ病になった時。
(その前から過食の症状もあった)

歯科衛生士として勤めていた会社は
確か勤続年数10年目になると
社章の色が変わるんですよね。

シルバーか?ゴールドだったか?
とにかく豪華な色に。笑

私はそれを目指していたのに
あっけなく2年も持たずに
退職してしまって
すごく落ち込みました。


でも今となっては
それでよかったんだな、と思っています。

今の仕事、めちゃくちゃ楽しいからね。


ちなみに私が20代の頃は
同じ仕事をまずは3年続けてみろ、って
よく言われたんだけど…
今でもそれ言うのかな?笑



こう言われる理由としては

どんな仕事でも、覚えるのに
3年ぐらいかかるから。

その前に「向いてない」といって
辞めてしまうのは勿体ない。

とか

すぐに辞めてしまうなんて
根性がない

とか、そういうことらしい。



もちろん
そのすべてを否定するわけでは
ないんだけど


違うな、と思ったら
3年を待たずして
離れてもいいんじゃない?というのが
私の個人的な意見です。


離れるかどうか?

その判断基準としては

仕事が上手くいっているか とか

仕事ができる、できないは
ちょっと横に置いといて

やりがいを感じられるか?

タダでもやりたいか?

時間を忘れて熱中できるか?

だと思う。


私は歯科衛生士以外にも
職を転々としてきたので
社会的にはダメ人間かもしれないけれども…笑



転職を繰り返していた頃に
共通していたのは

お金のために働いている感じ
(その割になぜかいつもお金に困っている…笑)

時間が過ぎるのが遅い

なんか身体が痛い・しんどい

だった。



今、ウォーキング講師として
独立して5年目になるんだけど

正直ウォーキングレッスンの仕事は
タダでもやりたいぐらい。

そして気づいたら60分経っていて
毎回「もうレッスン終わりか!」って
なっている。

熱中しすぎて
レッスン風景を写真に撮ろうと思っていても
かなりの高確率で忘れるし

レッスン代を貰い忘れたことも
1回や2回ではない…
(生徒さんに迷惑なので最近はめっちゃ気を付けてる…)


もちろんハイヒールで歩きっぱなしなので
多少の疲労感はあるけれど

以前みたいな常時だるいみたいな感覚は
まったくない状態。


反対にレッスンが終わった後は
色んなアイデアが浮かびやすくなったり
またレッスンの予約がポンっと入ったり

なんか上手く回っている感じ
になりやすい。


こんな風に
ウォーキング講師の仕事を始めてから

仕事=苦痛

っていう概念が
崩れ去っていきました。


当然、最初から
バンバン予約が入ったわけではないので

続けられるんかな?
向いてないんかな?と感じた瞬間も
あったけれど

そういうネガティブな考え
支配される時って
大体、一人でじっとしてる時なんですよね。


けれどもやっぱりレッスンをすると
余計な考えが吹っ飛んで
また元気いっぱいになって

シンプルに「楽しい!」って感じているうちに
気づけば5年目、という状態に。

続けよう、と思わなくても
自然と続いていたという感覚です。


私にとっては
仕事でやりがいを感じられるか?
人生においてすごく重要なポイントで

そこが満たされていない間は
過食が止まらなかったし
ずっと低空飛行していました。



人それぞれ人生で大事にしたいポイントが
あると思うけれど

もし仕事へのやりがいを大事にしたいなら
働き方を変える・職場を変える
ことも検討してみたらよいと思う。


もちろんお金のこと、生活のことも
あると思うので

いきなり明日辞めます!とかじゃなくて
できれば計画的に。


あと、今の職場に不満があるうちに
サッと辞めるのは
あまりオススメしない。


「え?今まで言ってたことと違うやん?」と
思われるかもしれないけれど


嫌だ、不満だ。という気持ちのまま
とりあえず場所だけ変えて次に行っても
たぶんまた同じような状況に陥るんだよね。

これ私が経験済みなんだけれども…笑


たとえそこが最終地点ではなかったとしても
縁があってたどり着いたことには
間違いないし

何かしら学ぶことがあったからこそ
そこにいるんだと思うから

こういうことを学ばせてもらいました。
ありがとうございます。

次はこんな学び、体験をしたいので
私はここを卒業します。

という気持ちで次に向かえば
きっとまた今とは違う景色が見えると思います。

(わざわざ今の職場の上司に
そこまで言わなくてもいいので、心の中で
そっと思っておいたらいいよ!)


ぜひ仕事に求めるものを
書き出してみて。

そして、今の職場で
それを達成できているか?
今後達成できそうか?を考えてみてください。

もし難しいようなら
新しい場所へ行くのも一つの手段だと思います!

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