初めて"主催一人で"イベント開催をしたこと【そうだ、アプリ作ろ。】
2023/9/9, 9/10 土日休日にイベントを開催しました。
その内容や、学んだこと、改善点、などを堅苦しくなく、ちょっと自慢げに語るnoteです。
イベントで得たことを共有したいのと、後で文章を見て懐かしみたいので、note書かせてもらいます。ぜひ最後までご覧ください。
"ですます口調"で行きます。
イベントについて
変な名前
今回主軸になってくる開催したイベント、
「そうだ、アプリ作ろ。」という名前になっています。
何ヶ月か前に、「プチプログラマー体験!」という名前でプログラミングイベントを開きました。まだいい方ですよね、「プチプロ」なんて略してもらったりして…
でも今回の名前が結構衝撃というか、異世界アニメみたいな文章風になっているんですよね。
友達からは「さとしらしくて良いやん」とコメントをいただきました。ありがとうございます。
名前やイベントのアイコンなど、目に見えるものになってくると愛着が湧くので今は気に入って使っています。「ソーダ」なんて略したりしています。
でもなんでこんな名前にしたのか。
そこに、僕の願いみたいなものが込められています。(大袈裟)
みんながふと、「あ、そうだアプリ作ろ。」と言える世界を見てみたい。
という…
アプリをつくる経験を通して、僕にはこんなビジョンが見えています。
僕の好きな言葉「なければつくる」をみんなが体現する世界。
例)全てのユーザー名が、有名な本の名前のSNS。
家にある靴下の数を可視化するアプリ。
みんなの想像したもの、ほしいと思うものが、アプリをつくる力(モノをつくる力)で実現される。それを使って自分の見たい世界を見るために世界に発信する(コトを起こす)。
そんな活動がたくさん増えれば、面白い世界になっていくんじゃないか。
今までは、ただただ使う側だった人たちが、作る側になれば、今までにないアイデアが大量に生まれるようになります。
それを間接的に進めることができる活動だと思っています。(大袈裟)
そんなことを思いながら、今回は
Glide(ノーコードプログラミングサービス)を使って
画像を投稿するSNS風アプリを三時間でつくる。
イベント「そうだ、アプリ作ろ。」
を行いました。
CM作り
「ちょっと他人と違うことがしたくて」
そう思い、イベントのCMを作ってみました。
30秒の動画で、スマホ画面の中の映像を作り、
地元の公園で一人で撮影しました。
前回のnoteで話したように、映像が大好きなんです。
自分磨きじゃないけど、持ってるものを使ってイベントの広告CMを作りました。
画面に顔が映ったり、文字が見えなかったり指の動きが合わなかったり…
撮影自体は楽しかったです。
周りからの反応も良くて、自己肯定感が上がるばかり。これからも続けたいです。
中学校の頃だと、CMを撮って公開することに恥ずかしさとか
周りからイタいと思われるんじゃないかという恐怖でできなかったと思うし
まずCMを撮影すること自体思いついていなかったと思います。
高校に入ってからたくさんの経験をして、
周りは意外と自分のこと気にしていないと思いこむ という考え方や
アイデンティティがほしい…という欲望、
色々あって挑戦できたことだと思います。まじ感謝です。
開催までの歴史
イベント開催までの歴史を2年ほど遡って書いていきます。
第一章 出会っちゃった❤️
あれは、暑い夏の日。中学2年生の頃でした。
仲良くなった友達とLINEがしたくて、親に言いました。
「LINEがしたいです。電話番号ください。」
返答は、
「い や で す。
LINEって知らない他人と繋げられるから危ないし…ゴニョゴニョ(まず電話番号の手続きとかめんどくさいだろうからなぁお金かかるし) 」
といったものでした。(括弧内は個人の想像上の言葉です)
"高校生になったら"という言葉が唯一の救いでしたが、
待ちきれなかった僕は、ふと思いました。
「あ、そうだ、自分でアプリ作ろ。」
インターネットでとことん調べて
Glideというサービスでチャットアプリを作りました。
まずは友達とたった2人だったのが、全部で12人ほどになり。
みんなで試行錯誤してアプリをアップデートしていく日々。
チャットが完成してから、僕たちのほしい形になるまで
4ヶ月。
これが青春でも文句ない、本当に楽しい日々でした。
これが、今回のイベントの軸である「アプリづくり」に出会ったお話。
第二章 言いまくる
時は高校入学時代。
自分でアプリをつくるイベントを開催したいなと思い始めたのは4月ごろでした。
また、5月にたくさんの協力で、プログラミングイベント「プチプログラマー体験!」を開催しました。
今では検索したら出てくるようなイベントに。名前が独自性あるからかも。
この後から、だんだんと「こういうイベントをしたい」口に出すようになりました。インタビューの機会があったので、そういう場所で発言したり、大人に意見をもらったり…
やっぱり、口に出してると本当になること多いですね。叶えたいこと、ちゃんと発言していきたいと思う今日この頃です。
イベントを開催できた裏には「言いまくる」以外の理由もあります
ある日、歯医者さんに行った時のことでした。
受けつけの方と話していると、自分のことを「プチプログラマー体験!」のイベントで知ってくださっていて、その方から
「大人向けにもプログラミングのイベントをしてほしい」
という声をもらいました。
元々、他の大人からも同じ言葉を聞いたことがあり、ニーズを信じてイベント開催に至りました。
プログラミングらしいことはできなかったものの、テクノロジーを年齢関係なく使ってもらうという、素晴らしいことができました。
満足満足。
今度、10月くらいに歯医者さんの予約入れてます。よろしくお願いします。
第三章 "僕"がいなくなる可能性
イベントをやろう、やる!と覚悟を決めて、
やっと8月ごろに開催日程や広告を出す日程を決めて、
高専の大人たちに企画のお話を夏休み中させてもらって、
イベントが形になってきた頃。
ふと、夜中に思ってしまいました。
神山まるごと高専という学校(今では学生の学校)主催で夏の合宿イベントがありました。参加するために自分の頑張ってきたことを説明する課題を提出しました。主な内容はアプリ作りができるということ。
中三の頃です。
自分ならではの強みだと思ってたアプリ作りが、自分だけのものじゃなくなるのは少し怖かったです。
なんで怖かったんだろう。
入学したての頃は自分に自信がなさすぎて、周りにその人といえばあれだよなという、何かを持っている人ばかりだったことが大きかったと思います。
今では比べて出てくる自分由来の恐怖みたいなのはなくなりました。
たったの一ヶ月前の話です。心が成長した…
企画書を出して、スライドづくりや広報が始まります。
工夫したこと、自分らしいなと思ったところを紹介します。
個人的に好きな文章です、自分らしいデザインだと思います。
もう一つ
ふざけすぎず真面目すぎず、読みたくなるような文章を心がけた結果で、
気に入っています。友達から「さとしらしい」と言ってもらいました。
そんな工夫詰まった企画づくり
そこに少し勘違いがありました、
第四章 振り返ってみればめっちゃサポーター
自分一人で開催。
不安よりも期待が多かったです。
一人で何かコトを起こす経験がなかったから、楽しみでした。
でも全部違いました、
高専前期で”一人で何かをするには限界がある”と学びました。
イベントで話したのは僕だけですが、
それまでに、
デザイン部の友達に イベントのチラシを作ったり
親友からイベント名の意見をもらったり
両親から内容についてのアドバイスをしてもらったり
弟に実験体になってもらいイベントのリハをしたり
一人でやってたつもりがいろんな人の力を借りていました。
この頃はちゃんと気づいていませんでした…
それこそ参加者がいなかったらイベントが成り立ってなかったし
Zoomのプロ仕様の手続きを親にしてもらったし
力借りてますね、感動。
本当にみんなに感謝しています。ありがとうございます。
第五章 違和感…いや、これでいい
開催目前、気づけなかった、僕の体の叫び
遅くまで起きてyoutube shortsを見てた何日間や
イベント以外の活動で体を使いまくったこと、
太陽さんと顔を合わせずパソコンをいじる、終わってる生活
様々な事象が僕の体を蝕む、
そう、普通に風邪をひきました。
そんなことにも気づかず、イベント当日の午前中には
慣れない場所にある高校まで自転車で行って、同級生の文化祭に行きました。楽しかったから良いんですが、本当に何をしているんだろうか。
違和感はあったものの特に異変はなかったので、本番に臨みました。
第六章 開催
9/9 , 10 の15:00から18:00まで
三時間の長い時間で、余裕だろ。とZoomを開きました。
最初のトークは順調で、早速アプリづくりに入りました。
このペースなら一時間半くらいかなと思いながらアプリを作っていきます。
ですが、参加者の方から声をかけていただきました。
"内容がわからなかったのでもう一度やってほしい"という内容でした。
とても嬉しかったです、加えて僕の配慮足りなさすぎだろと反省しました。
問題だったのが、
PC一台で参加する方は、自分のzoomの画面と参加者の方々自身の画面を両立してみるのが難しいこと。当たり前でした。
でも、イベント半分まで時間が経って気づいたことでした。それまではみえもしないのに「ここが、こうなる、あれがそうなる」と呪文を唱えていました。申し訳ない…
イベントの中で改善しながら…
最終的にほとんどの人がアプリを完成させることができました。
終了30分前にはTo doが終わり、解散になりました。
18:00過ぎまで参加者の子に付いて、サポートできたのはすごく良かったなと思います。
イベントが終わってからはインタビューをしてもらいました。
後になり、受け答えで、ちょっと調子に乗っていたなと思い反省しました。ごめんなさい…
第七章 鼻まで🐽嬉しい
9/10イベント二日目、
朝起きると、何かがおかしい
だるくて声が出ない
カッスカスの音声が喉仏から出てきて焦りました。
体温は37.1度
風邪なんだとはっきりした瞬間でした
スポーツドリンクを飲んで、トローチ(喉のお薬)を飲んで
安静に数検の勉強を進めました。
お昼頃に何を血迷ったのか、近くの100均にいきました。
加えて、ピアノとギター弾いて熱唱しました。
イベント一時間前ほどになり、安静にして治ったと思った喉がダメージを負っていました。え、本当に何考えてたんだろう。
イベントがスタートして案の定、「喋りずらい…」
ちょっと休まないと声なくなる感覚でした。
Day2 日曜は大人の方も多くて、歯医者さんの方も来てくださり
落ち着いた雰囲気でした。
カスカスボイスでアプリ作りを進めます。
Glideサービスが重たいことやサービスの不具合がありましたが、心優しい参加者の方々がサポートをしてくれて、胸がギュッてなりました。
こんな嬉しい幸せなことないわぁと。
みんなで協力して進みながら、反省を活かした二時間半でアプリ作りが終わりました。みんな笑顔で拍手して、ここまでついてきてくれたことが本当に嬉しかったです。
流れる「ありがとうございました」のコメントを見ながらぼーっとしてました。
最後に歯医者さんの方や参加者の方数人が、質問とお礼のメッセージを声を通して言ってくれました。嬉しかったです。
鼻のへんが「つーん」ってくる感じでちょっと泣きそうでした。
疲れもあり、今蹴られたら死にそうでした。
皆さんの笑顔とコメントに、カスカスのありがとうございましたを返し、
9/10 19:40くらいにzoomを閉じました。
これが、「そうだ、アプリ作ろ。」開催までの歴史(大袈裟)です。
リフレクション
頭抱えたこと & 自分が天才かもと疑ったこと
ネガティブな振り返り
もっとこうすれば…を書きます
全部個人の意見です、嫌な気持ちになったらごめんなさい…
ポジティブな振り返り
尊敬している大人が
"リフレクションは互いの悪いところを言い合う場所じゃなくて、良かったことを褒める、Good Mottoの Goodに気づくような機会"
みたいなことを言っていたのが結構印象に残っています。(まったく同じ文章を思い出せないのであやふやです)
良いところを見つけるのは楽しいし、悪いところを直すより良いところを続けることでより良いものができるからすごく効果的です。
イベント開催する人向け
大事だと思ったこと
口に出すこと宣言すること、です
いつの間にか実現してます。もちろん手は動かさないと始まらないけど…
加えて、
開催日程を決めること、です
良い意味で後戻りできなくなります。
最後に、
やりたくないと思ったらすぐにやめること、です
やりたくないことやっても参加者が楽しめるイベント作れるは作れないです。主催が楽しくなさそうなイベントはいやだなぁと思いますし。おすし
これは大事!
あと企画運営の工夫として、少人数で企画することというものがあります。
最大3人くらい…がベストかな
そこにちょっと違う年齢層、僕だったら大人を入れます。
今回は一人で企画書を埋めたけど、そういう工夫も大事です、進みが圧倒的に違います。
また、いつも使っている企画書のテンプレートがあるので貼っておきます。
「ファイル」(上のメニューの左端)⇨「コピーを作成」(上から三つ目)で企画書作成してみてください!
企画書 GoogleDocument
おわりに
できるだけ読みやすい文章を心がけたのですがどうでしたでしょうか。
イベント終了後に衝動で「この思いが消える前に…」と書き始めて、もう21:44になりました。
自分でも驚いています。
このnoteは自分の振り返りに使おうとしていましたが、もし皆さんの何かに影響が与えられていたらちょっと嬉しいです。
ちょっとイベントしたくらいで波に乗って浮かれてる僕ですが、
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
高専の合宿でインド行くのに風邪ひいてどうすんだって感じなので寝させていただきます。最後まで、ありがとうございました!!
また、イベントの参加お待ちしております!!
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