今週の頼れるカレーは西小山です(4月21日~4月27日)
レストランにどんな人が来ているのか、見ちゃう。
(よね)
男の子がお店の前で待っていた。そこに、特急で女の子が財布だけ持って走ってきた。
超笑顔のやつや。
ひとりのお客さんはもう目の前のご飯のことしか考えられなくなって、がっついてる。食いっぷりが最高だった。
西洋料理杉山亭はそういうところなんだ。
と、もう安心しました。
よっしゃー。
大好きなカウンター。
早速注文します。
今日はなんだかカレーライスが食べたい気分だったのでカレーライスを注文した。
サラダのジャブ。
ドレッシングがいきいきしてら。
ジャブでは済まされない、玉ねぎと果物のサラサラ。
激うまインネパ店のサラダドレッシングの味がする。
サラダに気を取られていたら、いつのまにか100%のカレーライスが目の前にいた。
なんて100%なんだろ。
個性の主張があった。
挽肉の粗びき加減がセクシー。
すこし団子っぽくなっているところがある。つまりいつでも違う食感になる。
生クリームがかかったところは微かに甘い。
ルーはサラサラなのに、味はトマトがしっかり濃厚で、ボロネーゼみたい。ギャップが不思議。
辛さがじんわり追っかけてくるのが、ハイパー気持ちよかった。
なんですかこれ。
シェフとはいちいち好みが合いそうな予感がする。ここのシェフの出す料理だったら、何が来ても安心できると思った。
虫すら最高にしてくれそう。
超、感覚を預けたい。
にしても、カレーライスという直球の名前ですよ。
”洋食屋さんのカリー”/”ごろごろ豚肉のキーマ”
みたいなネーミングを、杉山亭さんは付けなかったんだな。
この100%カレーに、純真な”カレーライス”と名付けたことに対して、若干悔しさすら感じてしまった。
私はこのシェフに敵わないんだ。
ひっそり、グラタンとガーリックトーストも頼んでいた。
グラタンは、さらさらと、生乳の味だった。
素材を感じるグラタン。おいしい。
しかも飛び切りあちち。
でも自分は、グラタンで火傷したことに対してかなりの誇りを持っていた。
ガーリックトーストはカレーとグラタンに浸パンにしてたべた。
生粋の付けパン派だったけど、いつしか浸パン派になっていたので。
嬉しく食べていたら、あのカップルはもう帰ろうとしてた。
美味しいご飯にニコニコしてる2人はどんなカレーが好きなんだろう。
寒いようなあったかいような100%の夜。
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杉山亭
住所:東京都品川区小山6丁目1-3(西小山駅より徒歩3分)
営業時間:11:30~14:30 18:00~22:00(火~金)
11:00~15:00 17:00~22:00(土・祝)
11:00~15:00 17:00~21:00(日)
定休日:月曜
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