今週の酔うカレーは大阪です(5月29日~6月4日)
虹の仏に行くために大阪に向かった。
観光なんか忘れてる。
夕方、虹の仏の前に立ってる。
虹の仏は、大阪を代表するスパイスカレーショップ。
昼時は行列になり、ファンが多いお店なのです。
ただ、数あるスパイスカレーショップの中でも、虹の仏は頭ひとつ美味しくて、おかしいのである。
夜は、インドをとりいれたコース料理、モダンインディアンを食べられる。
フレンチのような構成で、お酒と共にいただく。
完全予約制。
お店に入ったら夫婦がキュートな笑顔で迎えてくれる。
早速ワインを飲みます。
ワインの後味がバターっぽくて美味しかったこちらだけ、メモを残す。
本当に後味がバターみたい。
なるほどカレーとバター、ペアリングするにはもってこいのワインだ。
さて、虹の仏劇場はじまります。
まずはさっぱり。
ちょうどこの前日、店主は埼玉県秩父市で野草を摘んできたところだったらしい。
新鮮で濃い菜の花と菊が美味しい。
食感が不思議でイカと菜の花とオイルが混ざったときの一体感が忘れられない。
なんて爽やかな一皿。
低音調理したサーモンのふわふわ、ほろほろ感。
初めて食べたけれど、これは人類の大勝利でしょ。
ずんだペーストにもスパイスが効いていて、程よい刺激。好き。
筍ラバーのわたし歓喜。
玉ねぎのソースの甘さに驚く。
カレーほど玉ねぎに支えられている料理はあるんだろうか?
玉ねぎへの感謝がぶくぶく湧いてくる。
近江牛。
もちっと、濃いアミノ酸です。
まわりに散らされている黒い粒はお塩なのです。
そのままでも、塩つけても美味しいけど、トリュフダル、あんたはすごいよ。
ダルとステーキ、合うのか?と思ったが、トリュフが入ることによって豆のほくほくとした甘さが糖質であることを気づかせてくれる。
酒が進みすぎてます。
なんなら塩とワインで飲んでます。
〆。
北インドをイメージしたチキンカレーの、リゾット!
チキンは骨つきで出汁がブンブンに出ている。
卵をわってぐわっと混ぜる。最後まで大阪のサービスを感じる。
ぷちぷちとした米の食感、ふわっと香るチーズ、全ての要素が愛しくて完璧で、最後なんか終わりたくなくて1粒ずつ食べちゃってる。
最後のデザート的なsomething。
いちごをスパイスと煮詰めるチャトニ。
パパドをつけて食べる。バングラデシュの食べ方なそうな。
カウンターから聞こえてくる会話全てが心地よくて、絶品のお料理まで出してくれるの?のムーブになっている。
もうすこしカウンターにへばりついていたい。
糖分は、ワインですっきり切って晩餐が終わった。
酒のせいで余計に惚れちゃったんだろうな、きっと。
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モダンスパイス虹の仏
住所:大阪府大阪市天王寺区四天王寺1-12-23(四天王寺前夕陽丘駅より徒歩2分)
営業時間:17:00〜
定休日:不定休・予約制
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