古民家・田舎者夫婦の“初”海外旅行記⑦(ヴェルサイユ宮殿編)
こんにちは。
仏間のある2人暮らし夫婦です。
古民家でミニマリストを目指している、
みちお:物を大量に買ってしまう夫
まるこ:物を全く捨てられない妻
夫婦で化学反応を起こして、ミニマムに程遠いダメダメ夫婦です。
今回は人生一度は海外旅行ということで、
初海外旅行・初フランス旅行している最中で、仏間のある古民家・田舎者夫婦の旅内容になっています。
さて、前回の続きです。
※ベルサイユ宮殿と書いていましたが、
今回書いていて気づきました…”ヴェルサイユ宮殿”でした。苦笑
フランス語難しい~!
さて、ランチも食べ(過ぎ)少し眠気がありつつ
ヴェルサイユ宮殿へ!!
(※パリ市から公共機関利用で1時間ちょっとの距離です。
でも、バス利用の場合は帰宅ラッシュや道路事故などで大幅に遅れる場合が多いみたいです)
来てみて分かった事は「ヴェルサイユ宮殿」は、
一日では全部観光することができません!!
と、いうのもヴェルサイユ宮殿は“王宮”だけではなく
小さなお城のような馬小屋、
ヘクタール単位のお庭・庭園、
所々に普通に宮殿が点々とある…
があったりと、恐ろしい広さで歩きでは到底観光するのに不便な為
城内をゴルフカートみたいなので移動したりして観光してる方が多かったです。(※全部を見ようとしたら)
しかし、今回はツアー観光なので
メインのヴェルサイユ宮殿の王宮のみ観光してきました!!
(個人観光で時間に余裕がある方は、全部を見って回るのはオススメかもです。美しい庭園や公園設備などは無料での観光ができるので天候の良い日に。)
さて、メインゲートはよくインスタなどで見かける中央ゲートではなく
その横に入り口があります。
「え?どこ?」とはならず、平日でも恐ろしい人数が並んでいるので
事前にチケット予約や団体入場、早めの時間に来ることを
強くオススメします。
世界から観光しにやってくるので本当に多い…
また、団体の場合は時間指定で入場スタートなので
今回は、まず裏側に回りヘクタールの広さを誇る庭園を見学する事になりました。
(※”オランジュリー庭園”というそうです)
正面から左側の通路から、裏側へ向かいます。
モチロンですが、すべて地面がレンガや石でできているために
足に響き疲れやすいです。
これは、フランス(パリ市は特に)は基本的なことらしく
クッション性のあるスニーカーがオススメです。
また、雨が降ったり止んだりが多く、足元も濡れるので防水対策もしましょう~
で、抜けると恐ろしいくらい広い庭園です…
一番先の、あの先までが全て庭園です。
こんなに広くて、ルイ14世・マリーアントワネットさんたちは
何に使ったのでしょうか??
ちなみに、2024年のパリオリンピックではココの庭園を使って競技があるそうです。(※馬術と近代五種の会場)
振り返ると、ヴェルサイユ条約でも使われた
噂の“鏡の間”がチラ見できます。
モチロン、噴水はいくつもあり
普通に彫刻が飾られているのが凄い。
ここに噴水があるくらい水が元々溢れるばかりあったわけではなく
わざわざ、セーヌ川から水を引き巨大な貯水槽から噴水に水を使われているそうです。
やっぱり、フランスは平地だから水は貴重なようです~
そして、噴水にあるこの彫刻も意味合いがそれぞれあるそうです。
さすが歴史に名前を刻んだ太陽王ルイ14世。
この宮殿から、貴族の生活の華やかさは見ただけで分かりますが
社交の場としても使われ、ルール・規則・エチケットなど生まれていったと思うと本当に凄い…
また、男は大きく見せる事が大切という発想をルイ14世が考え
頭はカツラ、靴はヒール。
というエチケットを作り社交ダンスでも装着して踊り、当時では着け忘れや外すことは恥という概念があったそうです。
現代でいう、エチケット的に口にはマスクみたいな感じなんでしょう。
その風習を宮殿内の絵画や彫刻でも、描かれていて見学ができるので
観光の際には是非チェックしてみてください。
あと、
「イイ男」=「ふくらはぎがキレイ」
というのも、当時一つのステータスポイントだったそうです。
現代のイイ男の基準は…
むしろ大きく見せない”普通な人”だと私は思っています。(笑)
また、女性は就職・仕事というがこと無く
仕事は男性のみの物であったようで、
マリーアントワネットが貴族・王女でありながら貴族の仕事もあって
女性の憧れ的な存在だったそうです。
なんだか憧れポイントが違い驚きますが~
むしろ、私的には夫にもっと働いて共働きを卒業させて頂きたい。(笑)
でも、マリーアントワネットは表に出たがりな性格だったそうで
フランス革命時に命を絶つことにも繋がってしまったとか。
で、入場の時間になり
セキュリティーチェックを受け、勝手口みたいなとこから入場!
階段を上がり、暖炉のある部屋へ
もう、いきなり天井絵もあり
暖炉の上にもシングルベッド何個分かな?と思うくらいの大きい絵画が…
写真では普通に見えてても、海外ってスケールが大き過ぎて驚きです。
そんなに人が居ないのかな?
写真に人が少ないじゃん~と思った方…
全くそんな事はありません…
↓↓から現実を載せています。
ただ多いだけなら良いんですが、
注意するポイントとしては、この中に必ずスリ犯がいます!!!
今回、スられませんでしたが
暗くなる部屋、人が集る場所には有料施設でもお金を出して
スリ集団は入場してきます。
(※特にヴェルサイユ宮殿、ルーブル美術館、地下鉄は最大注意!!)
ヴェルサイユ宮殿では、マリーアントワネットの部屋が暗く注意が特に必要です。
そのスリ対策だけシッカリしていれば、
タペストリー一面の絵
(タペストリー → カーテンや間仕切り的な役目で、冬の寒い時などに大活躍したそうです)
マリーアントワネットのベッド
(公開出産で、本当に王様の子供がマリーアントワネットから産まれるかを確認したらしく…出産時に使われたベッドなんだそうです)
それは、男尊女卑や個人情報保護法以上に
問題が盛りだくさんな事だと私は思いますが。
昔に生きてなくて、本当に良かった~
と、いった感じの美しく・豪華絢爛な美術品を楽しく鑑賞できるので
スリ対策をして、シッカリ楽しんでください!
そして、ヴェルサイユ条約でも使われた『鏡の間』です。
モチロン、田舎者夫婦にとっては恐ろしいほどの人数…
そして、SNSやYouTubeアップ用に撮影会が至るとこで開催され
前進するのに時間がかかります~
この人集りを抜け、出口は下へ…
降りると、マカロン屋さんがあり
トイレは少ないので、行列になっています。
早めのトイレ利用がオススメです~
お土産売っているので、チェックしてみてください~
で、広い宮殿を観光し終わり出口へ
外に出ても、まだ入場待ちの列は絶えていない…
本当に人気なんですね~
こういう人気スポットは、個人よりも団体ツアーの方がスムーズかもしれませんね。
ここから、パリ市内へバス移動です~
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?