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ジャーナリングのプロセス|我々はジャーナリングによって何をしているのか。 ←大袈裟な標題。

ジャーナリングのプロセス。よく私が書いているジャーナリングのプロセス。

思考を文字にすることで可視化する。 → その文字を客観的に観察する。 → 観察結果が得られる。

思考の文字化 → 可視化 → 客観視 → 観察 → 観察結果

観察結果の例。
・無意識の意識化により、自動思考、思考の癖、スキーマに気づく。
・無意識の意識化により、自分の心の行いに自覚的になる。例えば、こんな風にである。私は心のもやもやを解消しようとしてジャーナリングを数日に渡って行っていたが、心のもやもやは晴れなかった。だが、それでもジャーナリングを行っていると、私は、「心のもやもやを解消しようとジャーナリングをしていること」に気づいた。すると心のもやもやが解消した。無意識の意識化である。 

また、私は瞑想の時にサティが入らない自分を情けないとジャッジしていることに気づいた。すると情けないとジャッジしなくなった。「サティ入らなくてもまあいっかあ。」と思った。自己受容した。無意識の内にジャッジしていたが、そのことに気づいた。無意識の意識化。

・文字化した思考を客観的に観察することで(読み返すことで)、思考と距離が取れる。マインドレスネスな状態から抜け出せる。メタ認知が働く。メタ認知とは認知の認知。自分が考えていることや感情を客観的に俯瞰して見ることだ。考えている自分を観察しているもうひとりの自分がいるのがメタ認知だ。

あとは科学的根拠で、「ストレスが解消される」という研究もある。まあ、自分がジャーナリングを行うことで得られる効果があるか無いかが重要だ。

紙に書き出すことで、自分の心をありのままに見る。まさに書く瞑想だ。


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