見出し画像

カレー修行:カレールーからの脱却

修行って大げさなこと書いたけど、カレーって食べてもいいし作るのも実にいろいろなことがあって楽しいのです。
日本はハウス食品さまがカレールーというイノベーションを日本の食卓にもたらしたために、ルーから作るという時代が続いてます。
料理の手順が少なく、料理を作る方の手間が省けるということでも画期的な商品だと思いますしそれはそれで美味しい。
僕も好きですよ、ルーから作るカレー。でも、牛脂とか動物性の脂が入っているので、どうしても毎日食べようとは思えないんです。(歳のせいかなぁ)
でも十数年前にブームを引き起こした、本格的なインドのカレーは香りも高くあっさりとしているので何食でもいけます。(いやいかなくてもいい)
これは、僕の食ライフにおいてイノベーティブな出来事でした。一時期はいろんなカレーを食べ歩いてました。西葛西のお隣に住んでいたので本格的なカレー(でもインド人ではなくパキスタン人とか違う国の人が作ってたりする)には事欠来ませんでした。
インド風カレー(ちょっと弱気になっているw)には、牛脂や小麦粉は入っておらず、さらりとして軽いんですよね。これだよこれ!ってことで自宅でのカレーもルーからルーではないマサラに移っていきます。
グルテンフリーだし、肉を入れなければベジタリアンでも平気になるし、そして…胃もたれしない!!カレーができます。そうそう、マサラの説明しなきゃね、マサラってミックススパイスのことです
でもね、カレースパイスの調合って簡単なようであって難しい。最初からそこに行くと挫折しかねない。おすすめは、カレー粉からスタートすることです。

ところがカレー粉って色々あるんですよね。僕が買ったことのあるもののみを列挙すると:
昔から有名なのはS&Bの赤缶 オーソドックスなカレー粉でS&Bのルーに近い味が出せます。
次に、タモリカレー(ほぼ日刊糸井新聞より、写真を見てください)で話題になった、インディラの黄缶 マイルドなカレーで素材を引き立てるカレーです。僕はこれが好きで切らすと不安になるので業務用のでかいやつを買ってます。
スパイス専門会社のGABANの黄金缶 インディラとくらべると辛めの仕上がりになります、S&Bに近いかな。 
カレールーの元となったと言われるイギリスのSharwoodの黄紙缶 マイルドなカレーに仕上がります。スパイシーじゃないのでお子様でも大丈夫かもしれません。
このカレー粉を軸にして、好きなスパイス例えばタイトル画にしたクミンを追加したり、チリパウダーを追加したりして味の特徴をつくっていくというのがカレーを色々つくってみたい人にはオススメの方法です。

カレー食べたくなりました?
カレー粉で作って見てください、また一味違ったカレーが楽しめますよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?