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『「ざっくり理解」に役立つnote』をコンセプトに音楽に留まらず音に関する記事を書きま…

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『「ざっくり理解」に役立つnote』をコンセプトに音楽に留まらず音に関する記事を書きます。 音を扱うことに興味を持ったあなた向けて、とっかかりとなる情報をまとめて発信していくことを目的とし、初心者の方や専門外の方でも理解しやすいことを心がけております。

記事一覧

Melodyne5のインストーラが解凍できない時の対処法

環境Mac Studio mac OS :sonoma 14.4.1 状況The Unarchiverで解凍を試みる 購入後、ダウンロードしたインストーラを解凍しようとThe Unarchiverで解凍しようとするも、エ…

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3か月前

リバーブの設定でなんとかなると思ってない?〜楽曲の奥行きを決める5つの要素〜【ミックス】

音の奥行きを決める要素「音の奥行き」ミックスをする中でよく目にする言葉だ。空間を演出するためにリバーブの設定をこうして…みたいな記事や動画を見たことがある方も少…

SatcheeSoundWorks
4か月前

iZotope RXを使ってみよう〜瞬間的なノイズの処理〜【音声編集】

はじめにiZotopeのRXシリーズは今や最も有名な音声加工ソフトかと思いますが、いざ購入しても「機能が多くて何が何だか。。。」という方も多いかと思います。そんな方のた…

SatcheeSoundWorks
5か月前
1

イメージできてる?〜コンプをかけると結局何が変わるのか〜【ミックス】

はじめにコンプレッサー(以下コンプ)は一言で言えば文字通り音を「圧縮」するものです。 例えば歌やナレーションは一つのフレーズの中で声が大きくなったり小さくなった…

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11か月前
4

なんとなくEQかけてませんか?〜確信を持ってEQをかけるための6つのポイント〜【ミックス】

はじめに大変お待たせいたしました。。。 今回取り扱うEQそして次回以降扱うコンプについては音を扱い始めた方にとって難しく感じる方が多いのではないでしょうか。また、…

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どうして臨場感が出ないのか?〜客席の聴き手を意識したパンの話〜【ミックス】

前回、フェーダーバランスで楽曲の全体像がなんとなく見えてきたと思いますので、今回は軽めにパンの話をしようと思います。 パンとはステレオのLRの音量差の調整のことで…

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楽曲のバランスは基準を決めるところから〜「なんとなくいい感じ」を卒業し確信を持つためのバランス感覚〜【ミックス】

モニター環境前回はミックス作業にあたり、トラックの整理を行いました。 今回からミックス作業がスタートします。
早速作業のためのボリュームを決めましょう。 「ボリ…

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準備はいいか?レコーディングしたボーカルや楽器を楽曲へまとめる前に〜あなたがやるべき下準備〜【ミックス】

はじめに 初めまして、さっちーと申します。 このnoteでは、独学で楽曲のミックス、マスタリングを学び実践している私が、初めてミックスをするあなたに向けて、とっかか…

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Melodyne5のインストーラが解凍できない時の対処法

Melodyne5のインストーラが解凍できない時の対処法

環境Mac Studio
mac OS :sonoma 14.4.1

状況The Unarchiverで解凍を試みる

購入後、ダウンロードしたインストーラを解凍しようとThe Unarchiverで解凍しようとするも、エラーで展開できず。

ソフトの設定を確認

The Unarchiverの設定を確認するも、拡張子dmsにチェックは入っている…

まさかの力技でダメ元で「拡張子書き換えたらい

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リバーブの設定でなんとかなると思ってない?〜楽曲の奥行きを決める5つの要素〜【ミックス】

リバーブの設定でなんとかなると思ってない?〜楽曲の奥行きを決める5つの要素〜【ミックス】

音の奥行きを決める要素「音の奥行き」ミックスをする中でよく目にする言葉だ。空間を演出するためにリバーブの設定をこうして…みたいな記事や動画を見たことがある方も少なくないと思う。
確かにリバーブは空間の広さを想像させる要素として、空間演出にとって重要な役割を持っている。
しかし、リバーブの質感や量以外にも「音の奥行き」にとって重要な要素はいくつかある。
その要素のバランスを取れるようになると、より空

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iZotope RXを使ってみよう〜瞬間的なノイズの処理〜【音声編集】

iZotope RXを使ってみよう〜瞬間的なノイズの処理〜【音声編集】

はじめにiZotopeのRXシリーズは今や最も有名な音声加工ソフトかと思いますが、いざ購入しても「機能が多くて何が何だか。。。」という方も多いかと思います。そんな方のために、ノイズの系統別にどの機能を使うと有効な事が多いかと言うことを紹介しようと思います。今回のノイズは録音にのってしまったマウスのクリック音です。

ノイズを見つけるいざ、RXに音声ファイルを読み込んでも、消すべきノイズはどこにある

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イメージできてる?〜コンプをかけると結局何が変わるのか〜【ミックス】

イメージできてる?〜コンプをかけると結局何が変わるのか〜【ミックス】

はじめにコンプレッサー(以下コンプ)は一言で言えば文字通り音を「圧縮」するものです。
例えば歌やナレーションは一つのフレーズの中で声が大きくなったり小さくなったり音量にムラが出ることがあります。これは聞き辛さの要因の一つになり得るため、大きすぎる音を抑え、音量を一定にそろえるのがコンプの基本的役割です。
このコンプ、前回のEQと同じく初めのうちは変化や効果を感じづらくもあるので、今回は視覚的にもわ

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なんとなくEQかけてませんか?〜確信を持ってEQをかけるための6つのポイント〜【ミックス】

なんとなくEQかけてませんか?〜確信を持ってEQをかけるための6つのポイント〜【ミックス】


はじめに大変お待たせいたしました。。。
今回取り扱うEQそして次回以降扱うコンプについては音を扱い始めた方にとって難しく感じる方が多いのではないでしょうか。また、慣れてきた方でも色々と処理方法に考え方があり、一概に「この方法が正しい!」と言えるものではありません。
あくまでも考え方の例として捉えてください。

EQとはなんなのかEQの始まり

Equalization、縮めてEQ。和訳すると平衡

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どうして臨場感が出ないのか?〜客席の聴き手を意識したパンの話〜【ミックス】

どうして臨場感が出ないのか?〜客席の聴き手を意識したパンの話〜【ミックス】

前回、フェーダーバランスで楽曲の全体像がなんとなく見えてきたと思いますので、今回は軽めにパンの話をしようと思います。

パンとはステレオのLRの音量差の調整のことです。
ツマミをひねれば捻るほど捻った方向と反対のスピーカーの音は小さくなります。
これを利用して音が聞こえてくる方向をセンターだけではなく左右に調整することができます。
演出的な意味合いが大きいので、あまりミックスの解説で取り上げられる

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楽曲のバランスは基準を決めるところから〜「なんとなくいい感じ」を卒業し確信を持つためのバランス感覚〜【ミックス】

楽曲のバランスは基準を決めるところから〜「なんとなくいい感じ」を卒業し確信を持つためのバランス感覚〜【ミックス】

モニター環境前回はミックス作業にあたり、トラックの整理を行いました。
今回からミックス作業がスタートします。
早速作業のためのボリュームを決めましょう。

「ボリュームを決めるってどう言うこと?」と思われるかもしれません。
皆さん各々環境があると思いますが、簡単に言えば耳を痛めず、近所迷惑にならない音量で作業をしましょうと言うことです。

ミックスに際してモニタースピーカーとモニターヘッドフォンが

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準備はいいか?レコーディングしたボーカルや楽器を楽曲へまとめる前に〜あなたがやるべき下準備〜【ミックス】

準備はいいか?レコーディングしたボーカルや楽器を楽曲へまとめる前に〜あなたがやるべき下準備〜【ミックス】

はじめに

初めまして、さっちーと申します。
このnoteでは、独学で楽曲のミックス、マスタリングを学び実践している私が、初めてミックスをするあなたに向けて、とっかかりとなる情報をまとめて発信していくことを目的としています。

かなり簡略化した説明であったり正確性に欠ける等感じる方もいらっしゃるかと思いますが、ゼロからミックスを始める方のアウトラインとなるような記事を目指しております。もしお気づき

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