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上げるべきは市場価値!誰も気づいていない今がチャンス!

こんにちは
VALUES株式会社の野口です。

本日は、私がnoteを通じて伝えていきたいことの結論である、
市場価値を上げることの必要性について話していきたいと思います。

今書いている、私の歴史にも通ずることなのですが、
何で歴史を書いているのか理解できない人も多いと思います。
私が歴史を書いているのは、
いかに自分自身の価値が重要であるか。
いかに人材が重要であるか。
を身をもって経験してきたからです。
早稲田大学を卒業し親の会社で跡継ぎをぬくぬく待っていた
僕が、散々な目に合っているお話ですので、
よかったら気晴らしに読んでみてください。笑

ただ、まず結論である、市場価値を上げることの重要性を話した方が、
読みやすいと思いますので、先にそこから話していこうと思います。


①市場価値とは何か

市場価値とは何でしょうか。
それは、転職市場における自分自身の価値のことです。

転職?転職なんてしないよ。と思っている人は最近は少なくなってきたでしょうか。下図を見てください。

なんとなく気がついていたことが数字になるとわかりやすいですよね。
既に20代で転職未経験者はたったの37%、2/3の人が転職経験者です。
加えて、40代は50代60代は減少していくはずなのですが、
50代、60代の方が多いのです。
おそらく20年後の40代は14%なんて数字は保てません。
終身雇用制度なんて実質崩壊しているんですね。

勘違いしないでください。
転職しなさいと言っているわけではありません。後ほど話します。
ここでは、
「転職市場でいくらで売れる人間なのか。」
が市場価値であり、
「今後転職市場に出ることが当たり前になる。
 だからこそ、いつでも転職できる存在になっておかないとまずい。」
と思っておいてください!

会社が成長を続け、転職しないでも成長できたり、キャリアが多様であれば、副業とか社内起業とかもありだと思います。会社の努力次第ですね。

②市場価値を何故上げるべきなのか

▶︎まだまだ市場価値を正しく理解している人がほとんどいない。
市場価値が上がると、会社に依存しない人間になることができます。
ただ、終身雇用信仰の強い日本で意識されたのは最近です。
それもそのはず、
・スマホが出てきたのが10年ほど前、
・企業の口コミサイトができたのが5年前
・転職が一般化したのも3年前くらい。
市場価値という言葉が意識されたのも最近なのです。

▶︎最も重要な経営資源は人財にも関わらず、気づいていない。でも、最重要なことは変わらない。

・人事が事務と混合されている
・人事の学校があるわけではない
・日本は戦後まとまって成長してきてしまった
などの理由で、人財を重要視できていない会社が多いのです。

実は、経営で最も難しいのは、
「自分ではない人間が仕事をすること」
と言われています。

実はお金稼ぎ自体はあくまで、
7割は理論。3割は世の中の情勢による、運と言われています。
よく言われるのが、「1万人が思いついて、100人がやってみて、1人が本気でやる。」本気でやれば上手くいく。という意味ですね。

今何かしらのチームに所属していたり、部下や上司がいる人が大半だと思います。人間関係の悩み、尽きなくないでしょうか?当然です。現代のように、情報過多の時代、多様性の尊重、グローバリズムの世界では、正解がありません。昔のように、戦後から復興するぞ!先進国のような国を目指すのだ!という統一したわかりやすい目標を目指していた時代ではありません。

なので、そもそも組織のマネジメント自体意識していない人も多いです。
組織マネジメントは海外ほど発展しています。一人一人が自分のために生きる海外では、意識の統一が最重要課題なのですが、農耕民族の日本は、空気を読み、一丸となる国民性でなので戦後の復興で爆発的な一体感を発揮しました。ただ現在目標を見失った日本は、この国民性が仇となり、足の引っ張り合いを続け、逃げる既得権益たちが最後の汁を搾り取る構図になっているのです。

▶︎今後生き残れる会社なんて想像できるわけがない。安定を求めるのは、会社ではなく自分。

よくキャリアアドバイザーの時に、質問をされました。「安定している会社ってどこですか?」
「そんなのわかりません。」と言っていました。笑
・車が飛ぶ時代が来ます。
・3Dプリンターで、チョコレート、生肉、タイヤが印刷できます。
・AIがタクシーやトラックを運転してくれます。
・ロケットで世界旅行をします。
・コンビニが無人になります。
どの仕事がなくなるかなんてわかりません。

ただ、一つ面白い話があります。
Amazonのコンビニで人がたくさんいる場所があります。
レジでも、品出しでも、清掃でもありません。
キッチンです。Amazonコンビニのホットスナックコーナーにはシェフがいます。

人間しかできない仕事は残ります。
でも、40年間本当になくならない仕事かは僕にも、誰にもわかりません。

▶︎転職する時、試されるのは市場価値(+プレゼン能力)

パーソルキャリアのバイリンガルの転職サポートをしていた友人に聞きました。
「20代は環境替えの転職ができる。でも、30代はキャリアが求められる。
大手の社員は20代は転職しやすいが、30代以降はキャリアアップとなると、最低でも役職は必要。ベンチャーの社員は20代は転職がしづらいが、30代以降は色々な仕事をしてきて、求められるケースが多い。」と言っていました。

肩書きが使えるのは、
今後の成長の可能性がある20代までです。
私の契約先の採用の年齢基準は中小の菓子メーカーですが、35歳以下です。
育てることを前提にしてしまっています。

▶︎会社は市場価値を意識させないし、上げてくれない。

多くの会社が転職されてしまうから市場価値なんて育てません。
なので、市場価値を磨きたいのであれば、自分で意識して身につけないといけません。
研修を聞いて、言われたことをこなす、真面目な人は、量産型にしかなりません。

よく言われるのが、銀行マンは市場価値が低くなってしまう。というお話です。
評価が減点法で、ミスをしないことを求められる銀行マンは、
自分で考えられない人が育ちやすい環境です。
バンク・オブ・アメリカが2030年までに無人化すると宣言している銀行業。
AIの与信審査に勝てる人間はいません。
新卒の東大生より、インドのIT人財が重宝される銀行で、
新卒人材はどう生き残れるのでしょうか。

▶︎市場価値を手に入れ、いつでも転職できるようになって初めて、”会社と対等になり、給与交渉ができる。”

会社と対等になれることがとても重要です。
日本でも、ヘッドハンティング。給与交渉は存在します。

海外では当たり前の考え方です。
日本は、
・無給インターンの禁止
・終身雇用制度
・ナビや新卒一括採用
という変なセーフティネットがいっぱいあります。
・インターンを有給にしないといけないから、会社は利益の出る単純作業に従事させる。結果バイトと同じ仕事になる。
・正社員になってしまえば、クビにはならない。だから社員に緊張感がない。
・会社に雇ってもらい研修をして働ける状態にしてもらう受け身スタイル。
新卒が転職できないのは、”そもそもレベルが低い”から。

安心して働けるからこそ、ヒリヒリ感がなく、
働き手の成長がどんどん鈍化してしまいます。
面接で多くの原石を見ます。
でも、叱られて成長する前に、
パワハラじゃない?と思ってしまう人もいたりします。

海外では、企業への応募にナビなんかありません。
インターンが無給なんて当たり前です。
大学在籍時に、企業で働きます。
クビになる可能性なんていつでもあります。
だから、世の中から求められるか常に意識しているし、
企業側に魅力を感じなければ転職します。
結果、企業側も人に求められるよう努力をしないといけません。

厳しく感じるかもしれませんが、だからこそ、
企業と働き手が対等になります。

終身雇用制度は、転職だらけの戦前に生まれた制度です。
勤続年数を評価する制度を国が導入しないといけない程転職が多かった時代の制度が100年以上続いています。
今の時代にはそぐわない制度なのです。

③市場価値の上げ方

では、市場価値をどう上げていくのか。
ポイントとしては、
・自分自身の市場価値の現状を知ること。
・市場価値に沿って自分を磨くことです。
常に世界の発展し続ける人財市場に身を晒していきましょう。
ヒリヒリすることも多いと思います。
でもそれが、時代に取り残されない人材になることです。
企業は、いつまでも会社に残ってくれることを望みます。
労働時間を増やして考える時間を減らしていきます。
でも、退職したら急に赤の他人です。
恩返しは忘れないでほしいですが、自分の身は自分で守りましょう。

だからこそ、対等になることが大切です。
私を雇いたいなら、これくらいの給与を出しなさい。
それくらい言える社員が出てくることが、会社ももっと頑張らなければ。という感覚につながります。

流石に細かいやり方までは伝えるのが難しいので、概要になってしまいますが、それぞれのトピックを後ほど後程公開していく予定です。

▶︎現状の市場価値について理解をする
・逆求人系の求人に登録する
逆求人に登録することで、自分自身の商品ページを作ることになります。
まず自分自身、書けるのか。
そして、人事からオファーが来るのか。
確かめてみましょう。
・自己分析を徹底的に行う
自己分析は自分の商品価値です。自分の商品価値がわからなくて面接なんて絶対できません。そして、会社を経るごとに、人生経験を積むごとに磨かれていきますし、人事、会社は最新の情報を欲しがります。理想は日々自分を顧みることです
・面接等で市場からのフィードバックをもらう
自己分析をする上でも必要になるのが、人事からのフィードバックです。なるべく優秀な人事からフィードバックをもらうことで、自分の正確な立ち位置がわかります。
ただ、フィードバックをくれない人事も多いです。不採用の人を育成するメリットがない。フィードバックという指摘をするリスクがある。ため、いち人事はお祈りだけする。というケースが多いです。
模擬面接でよければ、私やらせていただきます。
・行きたい会社を見つけてみる
行きたい会社、就きたいポジションが見つかると、入社するためのスキルなどが明確になります。市場価値も多様にあるので、絞る作業ができると、気に入った会社以外でも活躍の場に出会える可能性は高くなっていきます。
▶︎市場価値を上げる方法
・希少性、難しさが市場から求められるスキルを習得する
希少性とは、
マネジメントやAIのような先端技術系、できる人の少ない仕事がランクインしてきます。
難しさは、専門性のようなイメージで文系であれば営業、理系であれば専門スキルです。
基本的に誰でもできる仕事、人気のある仕事より、世の中から必要とされる、肉体的or地頭的or精神的にきついものが多いので、得意分野で勝負することをお勧めします。
・優秀な人材などから学ぶ
Daigoさんがとある研究で紹介していましたが、エリートの共通点を探したところ、学歴でもお家柄でもなく、「1社目の上司が優秀だった」とのことでした。
こちらも論理的に説明できますが、そこは後ほど。
つまり人は他人から得る影響がでかいということです。
できれば会社の上司、メンターなど優秀な人を身の回りに置いて欲しいですが、実体験ですが、優秀な人は優秀な人との時間を大切にします。最初はお金や自己研鑽が必要になると思います。
・副業をする(市場価値を上げるもの)
副業をするときは、必ず自己研鑽につながり、本業の収入が上がるものをやりましょう。
おすすめは営業、販売(カウンター営業)などの、コミュニケーション能力や営業力が上がる仕事です。
挨拶や態度を良くすることは、社内評価や面接力など様々な効力があります。
人は常に営業をしています。
自己分析が商品価値というように、人は買われているのです。

上記、理論としては理解していてください。
具体的なやり方は今後お伝えしていくと思います。
実際やるとなったらサポートももちろん可能です。

④金稼ぎより市場価値を上げてほしい理由

最後に、ここは、私の思いにもつながるので、
後ほど書くことになると思いますが、
結論をお伝えすると、上げてほしいのは”時給”です。

お金とは、感謝の対価です。
市場価値を上げ、時給を上げるということは、
人生の価値が上がるということです。

社会人の本質は、世界への恩返し

今、PCでnoteを書いて人に学んでもらい、お金が少しでも稼げること。
世界中にコンビニがあって、それを届ける配送ルートがあり、届ける車や倉庫やシステムがあり、作り手が美味しさや安全性を守ってくれる世の中だから、どんどん働かなくても、遊びに行けたり、友達と電話ができたり、ゲームを無料でできたりします。
今の人生は決して自分だけのおかげではありません。
社会のおかげで今があるからこそ、社会人になったら、社会へ恩返しをすることが義務だと思っています。

詳しいことはまた今度話します。
市場価値と聞くと、生々しく、金稼ぎのため、自分のためのように聞こえるかもしれませんが、

市場価値の本質は、他人を幸せにできる力

なのです。

社会の働き手になったからこそ分かるこの話の意味

市場価値は超重要なのに、親や会社からは、
転職=悪いことという認識が強く伝えられます。

私は、転職を応援している人間です。だから、新卒のキャリアアドバイザーを辞めました。
でも、企業の研修や社員育成を担当する上で、一つ言いたいことがあります。

私が社会人に学んでもらっているのは、
働いていない人に働き方を教えても無駄だと思ったからです。
新卒の学生に働き方を教えて、深く理解できた人は本当に一握りでした。

だからこそ、働いている人に社会人を教える必要があると思っています。
でも、だからどんどん転職しろ。は流石に教育費を払ってくれている会社が可哀想です。
元はと言えば、日本人の勉強不足が問題の根源です。
働き手は、会社に恩返しをし切ってからキャリアアップの転職をしてほしいですし、会社で結果を出してない人を転職先は積極的に採用しません。
「御社で結果を出します!」と面接で話す人が、「今の会社では結果を出してません。」では、うちで本当に結果出せるの?と思うのは至極当然です。※どうしても外的要因で仕方ないことはあります。
これは私の切なる願いです。

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