見出し画像

可能性を確信‼️「学級経営 ✖︎ お金の学び」の実践‼️<解説編②>

ここ数年で「お金」についてもっと学ぶことが必要・・・
金融教育という言葉も学校現場では広まってきました。しかし,教員はお金についての知識という点では,リテラシーが高いとは言い難いのです。
そのため,ゲストティーチャーという形で講師を呼んで授業をしてもらうことが多いのではないでしょうか⁉️

これまで学校現場で「◯◯教育」が降りてくる度に,出前授業を見てきましたが,全て単発感が強く子どもたちに浸透していない実感があります。
その時は「おおぉ‼️」という感じで盛り上がります。講師の方も上手に楽しく授業をしてくれますからね😆
ですが,その後の行動変容に繋がっていないというのが現実です。
やはり子どもたちが実生活で行動しなければ,意味があありません。

「学級経営」✖️「◯◯教育」の可能性を確信

子どもたちに一番影響を与えるのが「学級経営」です。子どもの立場で言い換えると「学級活動」の時間ですね。担任の学級経営方針が子どもたちの成長を大きく左右することは,言うまでもないでしょう。つまり,学級経営と絡ませて実践することが最も行動変容につながり,身近で自分ごととして捉えられるのです。そう考えて,数年前から私は「お金の知識」を組み込んだ学級経営を試行錯誤してきました。今年度,その実践に大きな可能性があることを確信しました。

最後に解説編②では,その取り組みの内容と実践に当たって,最も重要な
取り組む際の工夫や考え方について書いていきます。


事例編

解説編①


担任が率先して「ガチ感」を出すこと

先の事例編では,
さらっと「◯◯します」と書きましたが,大切なのは「出し方」です。
小学生の子どもたちにとって,良くも悪くも最初の印象はかなりモチベーションを左右します。
楽しそうに,ワックワク(♯もう悟空でいい笑)しながら,とっておきを出すような雰囲気を作るのは当然のこととして,大事にして欲しいのは

「ガチ感」

です‼️

何だよ,ガチ感って😆笑
そのままです。
要は,先生は本気でコレをやるつもりだよ‼️
会社「ごっこ」ではなく,世の中と同じ「会社活動」をするんだよ‼️
という気持ちをしっかりと子どもたちに伝えることが第一歩です。

某缶コーヒーのCMのキャッチフレーズ
「世界は誰かも仕事でできている」

これくらいしっかり語ってスタートすると,子どもたちも夢中になります。
(♯もうこの動画見せたらええんや😎)
ポスターなどの掲示物を作って教室の雰囲気を作ることも忘れてはいけません。

身近な会社名やネーミングを使う

学校でやっている係活動・・・くばり係とか生き物係とか・・・
ありますよね。わかりやすくていいんですが,子どもたちにガチ感を伝えるために,会社活動ではよく知っている企業の名前や商品のネーミングをバッチリとパクって,活動感を出しましょう。
そうです,学校の中の教育の一環だから,パクったって何の問題もありません。
少し文字って使うのも,めちゃくちゃ面白いです。

物を配る会社 → ロクイチヤマト(6年1組)
戸締りを確認する会社 → セコムフォースリー(4年3組)

みたいな感じです。新聞会社も神戸新聞(◯◯学校支部)とか勝手に作っていることもありました。

よく知っている身近な物を略したり,文字ったりして
記憶に残りやすく生活とリンクさせることで,現実の自分ごととして捉えるイメージが膨らみます👍ワックワク感全開で✨

認める・任せ切る

活動が始まると,子どもたちはいろんなことを始めます。
「すごいアイデア💡」と驚くこともあるし
「もっとこうしたらいいのに」と,もどかしく思うことも・・・
それでも,横から口を出さずに子どもたちが自分から相談に来るまでは,何
もしません。
そのうち「こんなんできた‼️」とか「◯◯を今から作るねん😁」と
先生に報告をしてきます。

ワクワクいっぱいの表情でしゃべってくる子どもたちへの対応,
ここがかなり大きいです。
大人にとってはしょうもない事,大した事ない事でも,
話している本人にとっては,真剣な大事です。
大げさくらいでもちょうどいい,それくらいの気持ちで認めて応援しましょう‼️難しく考える必要は全くありません👍

「◯◯を作る‼️」「◯◯をする‼️」と言ってきたら
「そうか‼️◯◯を作る(する)のかぁー‼️」

と,笑顔と大きな声で伝えてあげるだけOKです🙆
絶対にやってはいけない地雷は2つ。

①否定すること(これは最悪😖)
②口を出すこと・余計なアドバイスをすること。


①は当たり前ですが,②はついついやってしまいがちなので注意が必要です

こうした方がいいんじゃない⁉️
それより,こっちの方がいいんじゃない⁉️

これは絶対に禁句です。子どもたちが自ら相談に乗ってきて,「指示」ではなく「アドバイス」を求めてきた時だけです。もちろん,それも正解や上手くいく方法をそのまま伝えてはいけません。モヤモヤするかもしれませんが,
我慢して,そして信じて「任せ切る」選択をしましょう😆
(♯勇気がいるのは,すんんぅぉごく分かります😂笑)

<エンディング✨>

「学級経営 ✖︎ お金の学び」の実践‼️の解説編②として,実践にあたってのあれこれを書いてきました。

学級経営✖️お金の学びの実践‼️

今回は「お金」を学ぶために学級経営に組み込んでしまう実践を紹介してきました。4月から始めなければならない・・・そんなことはありません。実際に私が実践して,ハマった‼️のは2学期から取り組んだ年でした。出前授業などで知識を得る,体験をするも大事ですが,やはり子どもたちが自分ごととして捉える事が大事です。学級経営と組み合わせることにより,自分ごとになります✨
大変な部分もありますが,チャレンジしてみてはいかがでしょうか⁉️


探究スクールThere

6月スタートに向けて日々奔走しています👍


教育探究所ピストストーリーズ

教育に関することや学級経営に関するアレコレを発信しています‼️


この記事が参加している募集

お金について考える

探究スクールThereを運営のために使わせていただきます!よろしくお願いします!