FARO【まちの楽しみ方・魅力を伝える! 大学生向けツアーを企画する、ツアープランナー募集!】
さすかるインターンのインターン先について詳しく紹介するページです。こちらは、いわき駅前のGuesthouse & Lounge FAROへのインターンに関する情報を紹介していきます。
FAROでのミッション
|最終目標|
同世代に、まちの楽しみ方を届けるツアーを企画
大学生向けに、いわきの暮らしや駅前商店街の魅力を伝えるツアーを企画していただきます。Guesthouse & Lounge FAROのインターン生が過去に行っていた企画のブラッシュアップを行うか、一から企画を考えるかのどちらかを選択し、ツアーの企画から集客、実施までを行います。地方都市のまちなかにあるゲストハウスが持つ強みは何か。プロジェクトに取り組みながらその答えを探っていきましょう!
|インターン先の企業について|
地域内外の人たちが集う、いわきを代表するゲストハウス
Guesthouse & Lounge FAROは、2020年4月にいわき駅前にグランドオープンしたゲストハウスです。駅から徒歩5分の場所に位置し、いわきを訪れた観光客だけでなく、地域のさまざまなプレーヤーが訪れる交流拠点となっています。また、月に一度、オンラインで番組配信なども行っており、情報発信基地としても機能しています。
オーナーの北林由布子さんが駅前にゲストハウスをつくりたいと考えたのは、震災復興で賑わいを取り戻した沿岸部に比べ、生まれ育った平地区の商店街の賑わいがなくなり、かつてあったような人と人の交流や、地域の魅力を共有する場がなくなってしまうのではないかと強い危機感を持たれたことが大きな理由でした。
チェーン店が増え、地域が画一的になるなか、地域の文化や境遇が異なる人同士が出会い、混じり合う場を作りたい。さまざまな可能性を模索した北林さんは、2016年にゲストハウスのプロジェクトを立ち上げ、イベント企画やワークショップ、クラウドファンディングなどを実行しながら、4年かけてゲストハウスを開きました。
さまざまな人、もの、ことが出会う場所へ
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、宿泊事業が制限されながらも、いわきの魅力的な場所や人、もの、ことの魅力を知ってもらうべく、飲食のテイクアウトやデリバリー、地域のプレイヤーたちと展開するさまざまなイベントが行われてきました。
1階は、カフェスペースとイベントスペースを兼ねたラウンジ。現在は、ワークショップやポップアップストア、レンタル本棚としてスペースを貸し出しています。ランチを食べに立ち寄られた方が作品を見たり、会議で利用された方がイベントに参加したりと、ラウンジの利用を通して、さまざまな人、もの、ことが偶然に出会う場となっています。
まちに関わるきっかけをつくる
FAROでは、これまで3回計8名のインターン生の受け入れを行い、大学生目線でまちの魅力発信するプロジェクト、都市部に住む学生をターゲットに宿泊プランを考えるプロジェクトを行ってきました。今後も、大学生向けのツアープランを行い、ツアー後もまちに遊びにくる・関わり続ける大学生の関係人口を増やしていきたいと考えています。
今回のインターン生にも、これまでと同様に大学生向けのツアーを企画してもらいます。同じ立場だからこそ届けられる思いやまちの魅力がきっとあるはず。ツアーの参加者との対話を通して新しいまちの捉え方を学んでいきましょう。地域の楽しみ方を模索したい人、地域との交流が生まれるツアーを企画したい人の参加を、お待ちしています!
|さすかるポイント|
北林さんが考える「商店街」とは、個性的な商店が軒を連ね、子どもからお年寄りまでさまざまな世代の人が集まり、多様な価値が混じり合う地域のこと。それこそ、北林さんが育った平三町目の風景でした。北林さんの活動には「ごちゃまぜな価値観が体現されたかつての商店街を再生したい」という思いがあります。
そのビジョンは、北林さん個人の活動にも表れています。地元の食材を使ったイタリアンレストランのオーナーシェフとしては、生産者と消費者が集う場づくりを進め、ゲストハウスのオーナーとしては、旅人と地元の人たちとの垣根を取り払い、交流する機会を創出してきました。また、平三町目商店会の一員として「三町目ジャンボリー」や「いわき七夕祭り」に関わりながら、だれも排除しない、持続的な商店街のあり方を模索してきました。
料理人であり、まちづくりのプレイヤーであり、商店主であり、一人の市民でもある。北林さんの多様なあり方こそ「さすかる」が目指す理想像のひとつ。インターン生自身も「よそもの」としての自分のあり方を大切にすることで、地域に新たな気づきが生まれ、自ずと、領域を横断して横串を刺すアクションにつながっていくはずです。
|募集要項|
●募集対象:大学生・大学院生
●期間:7月31日(日)〜9月14日(水)
●テーマ:まちづくり、新規事業、観光・おもてなし
●体験できる仕事の職種:企画・商品開発、新規事業、リサーチ、マーケティング・広報
●プロジェクトタイプ:マイプロジェクト型
●活動内容
【Step1】地域理解・企業理解
・実際にFAROの業務を体験しながら、FAROの利用客がどんな目的でどのようにこの場所を活用しているかを、業務を通じて知ってもらいます。
【Step1.5】カバン持ち
・北林さんの活動に同行する「カバンもち」も活動のひとつ。具体的には、街なかで自由に活動するために誕生した団体「コトナル」のミーティング(毎月第一火曜日)がFAROのラウンジでありますので、それに参加します。
【Step2】ヒアリング・企画立案
・FAROの利用客、大学生へのニーズ調査を行います。
・ヒアリングから得られたニーズをもとに、プロジェクトを考えます。
【Step3】企画実施・振り返り
・企画したプロジェクトを実施します。
・仮説検証を行い、プロジェクトの振り返り・ブラッシュアップを行います。
・準備段階では、ツアーの広報・宣伝も行います。
【Step4】成果発表
・受け入れ企業、同期インターン生、地域の方々に向けて滞在期間の成果発表を行います。
●期待する成果
・イベントの企画・実施を通して、企画を継続して実行できる状態にする
・過去のインターン生が実施した取り組みのブラッシュアップ
●得られる経験
・地方都市でのまちづくりの現状を学ぶことができる
・地方で活躍するアーティストやクリエイターとのつながりができる
・話を聞く、話を引き出す、などのヒアリング力を身につけられる
・地域に密着したゲストハウスに関わる経験
●対象となる人
・いわきに興味がある人
・まちづくりに興味がある人
・地方のクリエイターに興味がある人
・ゲストハウスに興味がある人
●活動条件
【活動期間】7月31日(日)〜9月14日(水)
【必要な勤務について】
フリーアコモデーション:毎朝最大3時間で、ベッドメイキングや清掃などのゲストハウスのお仕事をしていただきます。(昼食まかない付き、水曜休み)
※その他FAROの夜のラウンジの有給スタッフとして働くことも可能です。勤務先と要相談となります。
【インターン生としての活動】
フリーアコモデーション以外の時間を使い、インターンプログラムに取り組む時間を設定してもらいます。
※フリーアコモデーションとインターン生としての活動合わせて、1日8時間以内、週40時間以内でスケジュールを作成いただきます。
【インターンプロジェクトの活動経費について】
必要経費について「さすかる」事務局に都度申請いただく形となります。(上限あり)
【宿泊場所】
GuestHouse & Lounge FARO
●活動場所
GuestHouse & Lounge FARO(福島県いわき市平三町目8-2 やまとビル1階)、平エリア
●事前課題
特にありません。
|企業紹介|
団体概要
・設立:1949年
・代表者名:北林由布子
・従業員数:5名
・WEB:https://faro-iwaki.jp/
・所在地:福島県いわき市平三町目8-2 やまとビル1階
GuestHouse & Lounge FARO代表、La Stanzaオーナーシェフ/北林由布子
メッセージ
「FARO」はゲストハウスの構想が立ち上がったばかりの頃から、コロナ禍でオープンして苦しい時も、たくさんのインターン生と一緒に、色んな挑戦をして来ました。「FARO」の想いを共有し、この場所で生活し、たくさんの人と出逢い、いわきと言う地域の「リアル」を存分に楽しめるツアーを、自分たちが心から楽しめるツアーを一緒に作って下さい。
|お問い合わせ|
さすかる事務局
MAIL:sasukaruiwaki@gmail.com
▼申し込みをしたい https://forms.gle/xMFtMfwQgh25zFqm9
▼説明会に参加したい https://forms.gle/VfW5ueVf73XGi4HDA