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ぼくが教員を辞めた理由

5年間都内の小学校に勤務しました。今でも小学校の先生は素晴らしい仕事だと思いますし、現在も続けていらっしゃる先輩方や同級生は尊敬しています。

そんな中でぼくが辞めた理由がいくつかあります。


①バランスを取るのが難しい

これは教員に限ったことではありませんが、どうしても正規の職員として働くと学校(会社)の優先順位が高くなります。
家族第一と口では言ってもやっぱり仕事が優先です。
特にクラスの担任を受け持てば、休暇を取ることはなかなか難しいです。

自分の子どもの運動会と自分の学校の運動会の日程が重なって、勤務先の運動会に出ている先輩を見て、自分は違う選択をしたいと思ったのは事実です。

何が自分にとって一番大事なのかしっかり意識して過ごさないと
時間的にも体力的にも金銭的にも一つのことに使いがちになってしまいます。

ちなみに、サッカーが好きなのでワールドカップを毎回現地で観たいというのもぼくの人生にとっては優先したいことです。

②海外の子どもがどのように育つか知りたい

日本の学校教育のシステムは本当にしっかりと作られています。批判の声もありますが、社会の動向を反映して、カリキュラムが組まれています。

実際に働いてみて、細かなところまで指導していくうち、海外のカリキュラムはここまで細かくないと耳にしました。

それでも日本より学力の平均が高い国もあります。

・学力に関しては効率も重要だけど、学び方を身につけさせるのも重要だし
・道徳的な教育に関してはどうしてるんだろう

という好奇心が強くなっていきました。
バックパッカーの延長かもしれません。

単にいろんなところに住んでみたい!いろんな国の教育について知りたい!ということかもしれません。

③お金を稼ぐことと本業を分けたかったから

どこで働いても同じことだと思いますが、嫌な思いをすることはあります。仕事に行くのが辛いと思うことはあるのではないでしょうか。

ぼくの先輩でも、心身の調子を崩してしまわれた方が多くいらっしゃいました。
かわいがってくれた方達が調子を崩していかれるのをみているのは本当に辛いです。

人ごとではないと感じるぐらい辛い時期がありました。

その時思ったのが、「どうしても辛ければやめればいいや」と思えることがどれほど精神的な支えになるかということでした。

以前にも

「お金について考えてみよう」

という記事で書きましたが、

セーフティーネットを敷いてあるから本業で積極的にチャレンジできる。
というのが僕の考えです。

教員としての収入しかない状態では、辛くなってやめるという選択肢は取れません。それは安定とはいえないんじゃないかと思いました。


信念をもって仕事がしたいのに、お金のためにやめられない。
お金のために仕事を続けるしかないという状況にしたくなかったのです。

生きるために、家族のために、きちんとお金について学んだ上で
信念をもって仕事がしたいと思いました。

辞めてみて考えが甘かったなと感じることもありました。でもそれも勉強だったと捉えて、なりたい自分に近づけるように勉強を続けています。


これから働く方、仕事を辞めようかなという方に参考にしてもらえたら嬉しいです。

ぜひ
「ぼくが教員になった理由」

もあわせて読んでください!


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