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牧野陽子さん、ごめんなさい【読書感想文】平野啓一郎『マチネの終わりに』

牧野陽子さん、ごめんなさい【読書感想文】平野啓一郎『マチネの終わりに』

主人公の二人は、ずっと「牧野」と「陽子」だと思って朗読を聞いていたら、「蒔野」と「洋子」だった。

聴き終わってから気付いた。

これって結構大問題だ。イメージ変わる。

具体的に言うと、「蒔野」の方がイケメン濃度が高そうだし、「洋子」の方がクールっぽい感じがする(全国の牧野陽子さん、気を悪くされたらごめんなさい)。

今聴いてる韓国の小説では、韓国近現代史についての注が多くて、話の途中でいちいち

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