クラス決め 第10話
新しいクラスはこうして決まった
アンケートの結果、生徒、保護者の希望を最大限度尊重する結論となり、
教師達は対応に追われることとなった
論題となったのは、2クラス分のクラス、即ち1組の対応である
一体、如何なるクラス運営をしていくのか
これは、意を用いることにした、HRの時、副担任となった彼女は一切を英語で通すようにしたのである、生徒達はきちんと聞かないと指示が分からない
ただ、入った直後は「初心者」ということで、しばらくは日本語との併用となっていた
2組となったのは、社会科の教師であった、少年はこのクラスに入ることとなった、少年は希望通りのクラスに入ることができた
このクラスに来てくれてありがとう
少年の入った、2組のクラスはこの一言から始まった
こうして、新入生のクラスは決まったのであった
副作用があった、又は波及効果があった。
隣の中学校でも担任選択制を希望する署名が、多数集まったのである
教師の先輩が勤めている中学校であった
「クラス決め」でした
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