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ちょっとコロナになってたよ。家族感染した話



前回の投稿をしてからわりとすぐ、
家族全員コロナにかかってました。

時間差で。


けっこう感度がちがう話なので
言おうか迷ったんですけど、

この経験を隠すんじゃなくて、
人のために、言える人でありたいと思ったので、
残しておくことにします。


※あくまで一個人の感想、体験談としてどうぞ。ちなみに大阪です。



◆夫隔離→あっという間にみんな発熱



はじまりは、夫の発熱でした。



朝から38℃の熱があったため、
その日は子供たちの学校も保育園もお休みに。


病院に行ってPCRをうけたところ
陽性さんになったので、

初めは、夫だけべつの部屋で暮らす
「家庭内隔離」をやってみました。


でも、コロナさんは
症状が出る2日前からは、
しっかり感染力がある
らしく。


濃厚接触者とは、陽性となった人と一定の期間に接触があった人をいいます。
症状のある陽性者では、発症日の2日前から、療養を開始するまでの期間となります。
厚生労働省HP



夫が発熱した前の日も
子供たちは夫と同じ部屋で寝ていたため、

隔離開始の次の日には2人とも発熱。


わたし一人で、39℃の人×3の
お世話をすることになりました。



◆ネットスーパーはすぐには来ない、電話もまったくつながらない



で、このころ1番困ったのが、この3つ。


・ネットスーパーを頼んで、くるのは2日後
(予約がいっぱいいっぱい)

・Amazonプライムでも翌日〜2日後
(ゼリーや飲み物、いま欲しいんです)

・PCR受けたくても電話すらつながらない
(発信音がなるまで20回以上、
なったらスピーカーにして放置)


我が家では、初日の朝(夫のPCR前)に
ある程度わたしが買いこんできたので
耐えられましたが、

あちこちで言われてることは
本当だったんだな、と。


ちなみに自治体の相談ダイヤルに
電話したときに聞いてみたところ、

「濃厚接触者は、生活のための
最低限の買い物であれば

人と会話せずマスク・消毒を
しっかりしてなら外出も可能」

と言われました。


わたしは「濃厚接触者も一切外出禁止」と
思っていたので、

ゼリー飲料やトローチなど、
ほんとうに必要なものがない状態で
半日くらい、家族を過ごさせてしまいました。


陽性者は通院以外は
自宅から出られませんが、

濃厚接触者は、どうしてもの買い物の時は
気をつけてなら外出OK
、と
思っておいていいと思います。

ちなみに自治体の支援物資も、2日後には届きました。


◆時間差でわたしも発熱、陽性に



そして、案の定、わたしも数日後にしっかり発熱しました。

症状はおそらくみんな違うので参考程度ですが、我が家はこんな感じでした。


・まず寒気から
・38℃↑の熱が3日くらい

・喉の痛みと咳は途中からきた
・お腹にもくる

・太ももあたりが痛い(筋肉痛?)
・喉が痛すぎて寝れない

・ほんとに匂いがわからない
・味覚も変わる
・咳と鼻水は最後までのこった


少し動くとすぐ疲れるし、
とにかく眠く、何もしたくなかったです。


熱が下がっても終わりじゃない
後遺症ってこういう感じでくるのか、って
初めて実感としてわかりました。


病院に行く場合、ドライブスルーなどで検査のみもできますが、薬がない人は、できれば受診して薬を処方してもらったほうがいいと思います。

市販薬と処方薬では、やっぱり処方薬のほうが効きがよかったです。


◆あたたかい世界をつくる側のひとになる。


今回、コロナにかかったことで、
あらためて今のネット社会や
SNSってややこしいな
って思いました。


2月のはじめに、
以前お会いしたライターさんが、

ご家族がコロナになった経験を
発信されていたんです。


でも、それに対するコメントは、
見ていて心温まるものばかりではなく。

人の命が助かったのに
救急車をよんだことを批判する人や、

ワクチンは打ったんですよね?など、
「それ、……いる?」っていう言葉が
たくさんありました。



コロナやワクチンを、
自分の『正しさ』の証明
使おうとしてるひとはたくさんいます。

たぶんみんな無意識で、
ほんとうは不安なだけなのかもしれないけど。


助かって、回復しても、
「無事でよかったね」って
言ってもらえない社会って、どうなのよ。



息子も、自宅療養後の
初めての登校日は不安がってました。


でも、もし万が一、
そこでバイキン扱いしてくる人や

どうこう言ってくる人がいたら、
そういう人とは距離をおこうって目安になるし。


逆に、「大変だったね」「治ってよかった」
と言ってくれる人がいたら、

ありがとうと言って、信じていいと思うと
伝えました。


わたしは後者の言葉をかけるひとで
あり続けたいし、

もしこれから、誰かがかかったら、
さらっと差し入れをもっていけるひとでありたい。


自宅内での隔離をやりきった人は
ほんとうにすごいと思うし、

うちみたいに家庭感染した仲間とは
「ムリだよねー」って笑い飛ばせる。



そのためには、やっぱり
こちらから先に、心を開いておく必要が
あるなぁって思いました。

もちろんすべての人にじゃなく、
自分が伝えたいと思うところ、人だけでいい。


わたしも今回、たくさんの人に
助けられました。

迷惑かけたなら、そのぶん、
ちがうところで返せばいいんです。

やさしさが循環する世界の、
ひとつの起点になろうと思いました。




今日も読んでくださって、
ありがとうございました。

からだ だいじに。

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