見出し画像

腰痛について詳しく知れる話

▪️最初にこんな人にオススメ

・腰痛を詳しく知りたい人
・腰痛疫学や特徴を知りたい人
・基本的知識を知りたい人

では説明していきます!

腰痛
 一般成人からスポーツ選手、高齢者など幅広く生じ、生涯における罹患率は80%以上と言われています。
 我が国における、有訴率では、男性(25〜84歳)では1位が腰痛、2位が肩こりで、女性(15〜64歳)では1位が肩こり、2位が腰痛、65歳以上では1位が腰痛、2位が手足の関節痛であると言われています。
 腰痛が起こる原因は様々で腰にそのものに要因があるだけでなく、職業・ストレス・生活習慣などの要因も複数絡んでいます。

目次
1.腰痛の定義
 1.1特異的腰痛とは
 1.2非特異的腰痛とは
2.腰痛の発生時期
3.まとめ

1.腰痛の定義

 肋骨縁の下方から下殿部ひだの上方にかけて局在する疼痛、筋緊張、あるいは硬直である。と言われています。また、下肢疼 痛を伴う場合と伴わない場合がある状態の事を指します。

腰痛の中でも特異的腰痛と非特異的腰痛に分類されます。

1.1特異的腰痛とは

多くが原因不明であるが、
15%程度は原因が特定できます。この原因が特定できる腰痛を特異的腰痛といいます。
例:腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症

1.2非特異的腰痛とは

腰痛の85%程度は神経症状(痺れや麻痺)や基礎疾患がなく、X線やMRIなどの画像検査をしても原因が特定できない腰痛を非特異的腰痛といいます。
例:ぎっくり腰など

2.腰痛の発生時期

次に、腰痛は発生時期によって大きく変わります。
急性腰痛、亜急性腰痛、慢性腰痛に分類されます。
発症から4週間未満を急性腰痛、4週間以上3ヶ月未満を亜急性腰痛、3ヶ月以上を慢性腰痛に分類されています。

 急性腰痛の場合、疼痛部位に炎症や関節の機能障害が認めます。まずは炎症を抑える事が大切です。
炎症を抑える為には、激しい運動や長時間の同じ姿勢保持や労働を控える事が重要になってきます。

 慢性腰痛の場合、疼痛の発生原因が治っているにも関わらず、腰痛が持続している事が多く見受けられます。これらの要因は生活習慣や精神面・痛みに対する認知、社会的立場の確立(無意識下で)が挙げられます。
 生活習慣で考えられる事は、腰痛がある場合、痛みが出る動作を何回も行ってしまい慢性化してしまいます。また、長時間の同姿勢保持、運動不足や過負荷による運動によって炎症の再燃や機能障害による疼痛の再発が考えられます。
 精神面では、ストレスや痛みに対する恐怖により、治ってる部分に元々痛みがあった時のように過敏になってしまい腰痛の様に感じる場合もあります。痛みに対して正しい知識の認知、理解をしないと慢性化していきます。
 社会的立場の確立による慢性化では、痛みが長引く事で家族や周りが心配してくれる、仕事を休む事ができるなど痛みにより、自分の立場が安全になり痛みがある事を無意識で利用する様になり、痛みが慢性化する事あると言われています。

3.治療・予防法

腰・足のストレッチ・筋力トレーニング・呼吸法・
セルフマッサージなどがあります。

まとめ


腰痛は慢性化になる負のサイクルからいかに逃れれるかがとても重要になります。
痛み→認知・理解→疼痛回避行動→治療→完治のサイクルが望ましいです。そのためにも放置をせずに治療や知識理解をしましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました😊

次回もまたお願いします!

良ければいいね、フォローお願いします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?