香水が苦手な話。夢で見た話。
僕の彼女は時々消えそうに感じる。僕は香水をつける。彼女はつけないという。
無臭でいたいのだと彼女は言う。生活の中に散らばっているにおいが好きだといった。確かに、少し値が張るというお気に入りで普段使いしているハンドソープは天然の檜の香りがする。洗濯の香りビーズのにおいはなんかよく分かんないけど多分花のにおいで服を乾かすとき、広げるたびにいいにおいがするという。オブジェとして飾っているアロマキャンドルを時々焚くと久しぶりにかぐいいにおいに満足するのだという。あとは夕飯を作ってる