佐々木まゆ

旅、映画、音楽、本、日常で印象的だったことを書き綴っています。

佐々木まゆ

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最近の記事

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はじめまして

こんにちは、佐々木まゆと申します。 今まで、InstagramやTwitterなどソーシャルメディアをやってきてはいるものの、発信することを改めて始めようとするとなかなか緊張します。 今まで、旅の記録をフィルムで撮影し、Instagramに載せてきましたが、写真に写っている前後のことをもう少し綴りたくて、noteを始めようと思いました。 もう一つ、はじめる理由に克服したいことがあります。今まで、様々なところを旅し、垣間見た暮らしや、食べたもの、会話をした人々についての私的

    • 生後3ヶ月、一時的な仕事復帰に挑戦

      今週末から一件、仕事をする。 「いつ仕事復帰するか?」は産前から考えていたけど、もちろん、そのときは答えがでず。なんなら、今も出てない。娘を出産して思ったけど、まとまった時間が全然ない!授乳の時間が終わったと思ったら、すぐに次の授乳がくる。寝ぐずりやずっとおしゃべりしてて、全然寝ない。寝てくれ〜と思えば思うほど、ギンギンな目で笑いかけてくる娘。気づいたら、夜が来てる。娘の食う寝る遊ぶに合わせる毎日のなか、どうやって仕事するの?!?!?!?!?!と、仕事しないモードになってた

      • 2023/03/28

        予定日まであと二週間。計画無痛なので、うまくいけば来週生まれるのかな?子が全然下がってきていなくて、このままだと帝王切開になる可能性ありとのこと。突然の宣告に、たじろぐ。それまで可能性はあるけどゼロに近い帝王切開が少し現実味を帯びてきた。子にとっては帝王切開の方が苦しくないのだろうか?経膣分娩がよいと思い込んで、一生懸命運動している。 心なしか張りも増えてきている気がしていて、「一緒に頑張ろうね」という気持ちになる。楽しみもあるけど、不安もある。今までの生活が一変してしまう

        • 親と親じゃないはざま

          曇り空、自律神経が乱れているのか右耳に閉塞感を感じる。ダウンコートの首元をキュッと寄せながら、少し足ばやに歩く。向かったのは世田谷区、羽根木の花屋で開催されているフリマ。 店に入ると、色とりどりの少し先をゆくあ季節の花。少し進んだ奥まったスペースに洋服がぎっしりハンガーに吊るされ、並ぶ。どの服も持ち主の個性を表し、ブランドものやデザインの凝ったものたちが次の持ち主を待っている。 大人の洋服には目もくれず、私が向かったのはキッズ服コーナー。IKEAの三段ワゴンと一つのラック

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        はじめまして

          なにもしないって、難しい

          「僕は、仕事がないとき天井のシミをずっと見ていましたよ」 定期的に訪れている整体の先生とは、カーテンや仕切りのない8畳間でいろんな話をする。(次の予約の人、下手すると次の次に予約している人が同じ空間で椅子に座って待っていたりする) プライベートも仕事の話もする。「そこ痛いです〜」とか言いながら、「畑を耕しているんです」とか「そのTシャツ可愛いですね」とか。 寡黙な方で、ポツリポツリと話す。問いかけると、少し沈黙してから答える。この間は「鍛錬」について話した。 お前は作

          なにもしないって、難しい

          子供がいてもわたしだってビール飲みたい

          金子平民さんが書いた『ごろごろ、神戸』という本を読んだ。神戸の街を、ごろごろベビーカーを押しながら歩く神戸市公式HPで連載されていたエッセイをまとめたもの。そのなかの、「「母親」を半分引き受ける」という章で という一文があって、ハッとした。思ったことはふたつ。 母になったからって「お酒のみたい」気持ちを他人によって制限されたくないと思った。と同時に、ショックだった。缶酎ハイ持った母親がベビーカーを押して歩いているのを見たら、隣にいる友人に「えっ?大丈夫かな、あのお母さん」

          子供がいてもわたしだってビール飲みたい

          しみる気持ちと新しい視点を見つけたとき

          最近、ひょんなことからある古着屋の手伝いを始めた。住んでいる場所から、徒歩3分くらいのところに店はあって、3年ほど前から)と暇を見つけては行っていた。(ポイントカード忘れました!取りに戻ります!と言って、取りに行くけるくらい気軽な距離) お店のInstagramもフォローしてよく見ていた。今まで服の写真ばかりだったのに、コロナで世の中がザワザワとし始めた頃から、時々動画が投稿されるようになった。その動画は短いものもあれば7分ほどのものもあって、オーナーや店長が商品の説明をし

          しみる気持ちと新しい視点を見つけたとき

          わかった気持ちにならず想像し続ける先にある豊かさ

          ぬれた道路を車が水を弾きながら走るザッ ザッザーという重い音がして雨が降っていることに気づく。今日は、一日中雨が降っていた。降っているのか、降っていないのかわからないほどとても静かな雨。湿度で気だるい日々が続いて、ベッドからなかなか離れられず、鬱陶しさを感じながらゴロゴロする。ただ、寝っ転がっていても、貧乏性ゆえか何かをしていないともったいない過ごし方をしていると思ってしまうので、読みかけの『庭とエスキース』を読む。 北海道の丸太小屋で自給自足をしながら暮らす「弁造さん」の

          わかった気持ちにならず想像し続ける先にある豊かさ

          ひとり旅までのまわり道

          はじめてひとり旅をしたのは、2017年のこと。 転職のタイミングに40日間のヨーロッパ周遊の旅に出た。実は、この旅に出る以前にも、二度ほどヨーロッパに行こうとしたことがあった。しかも、航空券をとったのに、行けなかったことが二回...。 一度目は、大学4年の夏。8月〜9月まで一ヶ月ほどのヨーロッパ行きの計画を立てた。自分で何でも決めたかったのもあって、友達とではなくひとりで、長期の旅行に挑戦してみようと思った。ヨーロッパにいる友人に会いに行きがてら、いろんな国を見てみたい。パ

          ひとり旅までのまわり道