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宇宙と地球

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#科学

最古の真核生物



最初の頃の生命がどんな構造していたかは正確にはわかっていませんが、イラストにあるような機能は少なくとも持っていたと考えられています。膜、遺伝、代謝、とまとめられるでしょう。このような単純な構造は原核生物のそれに類似しています。これは原核生物が生物の共通祖先に近いことを暗示しているようです。現存する生命はバクテリア、アーキア(古細菌)、ユーカリア(真核生物)に大分類されます。バクテリアとアーキア

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不思議な惑星たち

不思議な惑星たち

宇宙は限りなく広い。私たちにとって身近な惑星はもちろん地球だろう。地球のこともかなりの解像度でわかるようになってきたのは確かだが、太陽系外の惑星のことも段々にわかるようになってきた。そんな太陽系外惑星(いわゆる水金地火木土天海以外の惑星)についてまとめてみたい。

太陽系の惑星の基本性質
岩石惑星(水金地火)、ガス惑星(木土天海)があり、岩石惑星で地球は最大の半径と質量を持っている。ガス惑星の質量

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生命とは何か、、、定義は?

生命とは何か、、、定義は?

それではここからやっと地球が地球たるその大きな特徴とも言える『生命』について書いていきたいと思います。僕の前の投稿までで、生命が出来上がる準備、その環境ができあがった当時について書かれておりますので、読んでいただけるといいと思います!

では本当の最初、「生命の起源」とはどんなもので、どんなところで生まれたのでしょうか。ここではまず生命の定義についてまずは述べたいと考えています。

1.「生命」の

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生命を生み出した大大大昔(冥王代)から大大昔(太古代)の地球

生命を生み出した大大大昔(冥王代)から大大昔(太古代)の地球

かつてパスツールの白鳥の首型フラスコの実験で、生物が自然に発生することはありえない、つまり自然発生説の否定がされた。しかし生命は最初からいたわけではなくどこかの時点で生まれたはずである。ではどうやって生まれたのか。この生命のoriginをめぐる探究はいつの時代でもホットな分野であり、いつまでも残る最大の謎と言ってもいいのではないだろうか。

この議論もいずれは書こうと思うが、まずはその準備段階とし

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