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子供達の小さな勇気が変革をもたらした!!

横浜市給食牛乳プラストロー廃止が決定

昨日の東京新聞に嬉しい記事が!

「給食牛乳のプラストロー 横浜市立小で4月廃止 児童の要望受け紙パックなど仕様変更」

 プラスチック使用量を減らすため、学校給食の紙パック牛乳のストローを廃止してください−。昨年三月、横浜市の児童たちが市と市教育委員会に訴えた要望が一部実り、市立小学校給食で四月から、従来のプラスチックストローの使用を廃止することになった。十七日の市議会本会議で鯉渕信也教育長が「ストローを使わない紙パックや、自然由来のバイオマスを配合したストローを四月から導入する」と述べた~

2023年2月18日東京新聞より



勇気を出した子供達、真摯に向き合ってくれた大人たちみんなに拍手

昨年3月に息子たち小学生が横浜市に提出したプラスチックストロー廃止の要望書。その時の返答は前向きに返答する、とのことでしたが、なんと1年後のこの4月から実現することになりました!

脱プラがいいことであることは間違いない、だけど変えるにはたくさんのハードルがあります。それにも関わらずこんなにスピーディーに決めていただけたことに、とても驚いております。これは環境問題に待ったなし、ということでもありますが、そのことについて大人が真摯に向き合ってくれたから。これほど子供達にとって嬉しいことはなかったと思います。

勇気を出した子供達、

その思いに共感してくれたたくさんの人たち、

そして勇気を出して変革を起こしてくれた大人たち、

さらにさかのぼると、

子供達に勇気と
どう行動を起こせばいいのかをみせてくれたり、
サポートしてくれた大人たち、

その先に行動を起こし、息子たちに勇気を与えてくれた子供達、

また、これらの活動を多くの人に伝えてくれた人たち…

これら全ての人がいたからこそ。人の思いが繋がったからこそ実現できたことだと思います。関わった皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。


まずは小さな一歩を踏み出す

今回のことは、子供達にとって大きな成功体験となったことでしょう。

「どうせ言っても無駄だ」
「子供にできることなんてない」
「大人は信用できない」

ではなく、

「声を上げることがまず大事なんだ」
「一人では無理でも、みんなで行動を起こせば変化を起こせる」
「子供が何かを決めることはできなくても、大人の気持ちと行動を変えることはできる」

このような色んなことを学んだのではないでしょうか?もちろん、毎回必ずしもうまくいくというものではありません。でも世の中や大人に絶望することなく、自分たちにもできることがある!と実感できたことは、子供達の今後の活動の原動力になったのではと感じています。


とても小さな一歩。

息子の場合は小2の時に環境保護を訴えるポスターを描いて学校に持っていたったことが始まりです。そこから小さな一歩を踏みだしたことで、映画「マイクロプラスチックストーリー」にたどり着きました。


そこでの声優体験を経て、「自分も映画の子供達のようにやれることがあるかも。海を守らないと!」と本気で思うようになります。

そうだ!映画のように、身近な議員さんに手紙を出してみよう!自分の気持ちを伝えてみて、協力してもらえないか、一緒にできることはないか話してみたい、そう思うようになります。

とはいえ、これはとても勇気がいることでした。ましてや少々内気なところがある息子。しかも、一人で大人に手紙をだす、自分の思いを伝える、というのは、正直どう書いていいかもわからない。わからないことだらけだし、緊張もしていたけれど、勇気を振り絞って手紙をだしました。

でも、その小さな勇気のおかげで、大人も本気で向き合ってくれ少しずつ身の周りに変化が起こります。仲間と団体をつくり、清掃活動、横浜市に要望書の提出、映画マイクロプラスチックストーリーの自主上映会などに繋がっていきます。

もちろん、子供達だけで全てのことができるものではありません。だけど、この小さな一歩、小さな勇気のおかげで、人々はその思いに気づき共感してくれます。そこから少しずつ応援してくれる人、一緒に行動を起こしてくれる人が集まり、それはやがてムーブメントとなり、、、変革を起こすことができるのです。

小さな一歩を踏み出してみる

大人も子供もこの勇気が大切だと思っています。踏み出したからといって必ずしも成功するとは限らない。だけど、とまったままでは、絶対によい変化を起こすことはできないのですから。

その勇気をもらうきっかけが、息子にとってはこの映画でした。監督がこの映画のことを「変革のレシピ」と言ってましたが、まさにそうなりました。今回日本版「マイクロプラスチックストーリー」になったのですから!


活動や思いを知ってもらうのは「信頼」

このような「きっかけ」を、環境保護の大切さや、小さな一歩が大事だと気付いた私たちが、いたるところにちりばめていく、これもできることの一つじゃないかなと思っています。だから、私はこうやってnoteを書いています。SNSに投稿しています。

そして、この映画のことや、息子たちの活動を知ってもらうチャンスがあれば積極的にチャンレンジしています。つい先日チャンレンジしたのは、横浜市環境活動審査会。そのことについては、先日noteで書いてみました。

ここでは、そのようなチャレンジに揶揄する声もあったのですが、そんなくだらない声には負けず、頑張ってきました!

「賞がもらいたいからやるんだ」
「今やらなくってもいい」

そんなことを言うその人本人が「賞をもらいたい」と思っているのでは?非常にくだらない話をしていることに気付いてないことが恥ずかしい。自分たちの活動を知ってもらわなくて、どうやって広げていくことができるのでしょうか?自分の思い、活動を知ってもらうチャンスがあるならば、本気で何かを変えようと思う人なら間違いなくチャレンジするでしょう。

https://note.com/sasajunko/n/nb7fa0a830319

さいごに…
知ってもらう努力をしない活動は、単に自己満足になってしまいます。もちろん、自分のできることをやる、であれば知ってもらう必要はないかもしれません。ですが、本気で何かを変えようと思い、人を巻き込もうとするならば、思いや活動を知ってもらい「信頼」を得ることが必要だと思っています。信頼ないものに、人は集まってきてくれませんから。

また、子供たちのためにつくられた(居心地のいい)場所ではなく、大人も一緒に話し合うことも大切だと感じています。大人が真剣に考え話しあうのを身近で見ることで、何かを感じ取る~そういう場の雰囲気が子供達のマインドにスイッチを入れることもあると思っています。「子供だから」「子供だけで」にこだわるよりも、視座をたかく、視野を広くできるように大人ができることはたくさんあると思っています。





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