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無能の人

いつも自分は何もできていないとい思う。何も見せれるものが無いと思う。

祈り
かたや目もあげられずに俯きながら、かたや天を堂々と仰ぎながら祈る人の例え ルカ18章

周りと比べて自分は何かいつも欠落している。この欠落こそが主題になるべきなんだと思う。でなければそのどうしようもない欠落を穴埋めしてしまう。

自分には姿がない。これは非常に正しいことだ、その通りだ。
姿を取り繕うか、姿を見るか。

欠落こそは物質を顕にする。物質本来の姿を顕にする。
物質が目指すのは姿を与えられることである。

展覧会をしよう。


自画像 F3 インクとパステル

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