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【part12】note理想の街企画で知り合った友人達とマイクラ武者修行始めました【城の内装を作る】


著者近影
ここだけの話
マイクラが忙しくてマイクラ記事アップするのが一ヶ月遅れた投稿者がいるらしいですよ。

読んでくださってありがとうございます。
おばんです。笹がきゴボウです。
note理想の街企画で知り合った友人達とマイクラ武者修行始めました略してティークラ
第12回始めるザマス。

和風区のマップが出来ました
こう見ると天守閣デカイな

前回大阪城を建築してから更新頻度が滞っておりました申し訳ない、この1ヶ月何していたかと言うとマイクラしてました。


いやぁ、城の内装って難しいですね。
ただでさえぼんやりとした知識しか持っていなかった上
実は、大阪城の天守閣って過去二度の大火で焼失していて今あるのは近代に入ってから復興された三代目の姿なんですよね。
それもあって現在の大阪城は築城された当初から和風の城の形をしてるけれどその実内装もへったくれもない鉄骨鉄筋コンクリート製の歴史資料館なんですよ。(まぁ当時の最新建築技術と木造の城造りの融合なんでそういう意味ではエモいっちゃエモいんですけども)

そんな状態から先にガワだけ作ってしまった天守閣を外側と違和感なくある程度見て回れるレベルの内装に仕上げなきゃいけないという事で
なんでこんな『カッケー!作りてー!』だけで先走って手出しちまったんだよ~誰だよ作るとか言い出した奴フザケんなよな~あ、俺だったわ等とボヤきつつ、あらゆる手段を用いて上手いこと説得力のある感じにでっち上げていこうと思います。

これに伴い、かき集めれるだけの資料を読み漁り建築当時の時代と同時期に築城されたお城なんかも参考にして「恐らくこうだったのではないか?」の解像度を上げる事にしました。
特に香川元太郎氏著の『オールカラー徹底解剖日本の城』は分かりやすい説明と図解のおかげで大変参考になりました。
妻が知り合いから譲ってもらったディアゴスティーニの付録(大阪城特集の冊子の箇所だけ)もピンポイントで大変役に立ちましたね。
制作期間のおよそ半分は資料読んでました。

・素材集め

さて、建築のプランを立てると同時進行で素材集めを進めていきます。
まず考えないといけなかったのは沸き潰し
なにせモノが大きいので光源ブロックも相当数必要になります。
遊んでいる統合版はハーフブロックが光を透過するので床や道にも埋め込める光源ブロックの需要はJava版のそれよりも高め、にも関わらずこのサーバー不覚にもまだシーランタンやフロッグライトを集めれるトラップを作れていないんですよね。
そこで白羽の矢が立ったのは初期から手に入るジャック・オ・ランタン君です。
オシャレなブロック光源が増えてからはトンと姿を見掛けなくなりましたが、最初期からの光源だけあって製造のコスパも良いしカボチャの量産は容易だしどの道埋め込んで隠れるんだし何でも良いやーって時にはまだまだ重宝されるブロックだと思いますよ筆者は。

という事で唯一のウィークポイントくり抜きカボチャを作る行程が地味に手間を補うべく農業区にカボチャくり抜き装置をこしらえました。

この区画の代表、麦わらの(あだ名)と装置を作る図


目の前にあるカボチャにハサミを構えるだけでくり抜いた事を感知してピストンで押し出し→回収→新しいカボチャの装填を行ってくれる優れもの。

参考にした動画を貼っておきます興味のある方は是非。

クラフターの性と言いますか、勉強も兼ねてどうにかカボチャを入れるだけで勝手にくりぬいて収納されるように改良出来ないかとあちこち弄ってみましたが、結論から言うと回路部分には指一本触れれなかったです。非常に洗練された装置ですね。

ハサミ入りのディスペンサーがカボチャにも作用すれば完全自動化も出来そうだったのですが、今はまだ対応していないので半自動型。
今後のアップデートに期待という事で。

回り道もしましたが兎にも角にも安定供給への活路が開けたので、ここからは残ったメイン建材「トウヒ」と「金ブロック」「各種羊毛」をサーバーの仲間達にも手を貸してもらって集めつつ建築に移っていきます。

メンバーが集まるDiscord内には「クエスト」と呼ばれる掲示板があり、1人では手に余らす作業に協力を募る事が出来るようになっている。
積極的な参加者の方々あってこその大規模建築。感謝の気持ちを忘れずに生きていきたい。

・内装作り

さて、満を持しての建築です。現状吹き抜け過ぎたショッピングモールみたいな事になっている内側に柱やら壁やらを追加して和風のお城として近づけていきます。
とは言ったものの、外装は確定してしまっているので柱の高さや一つの階層に使える範囲等はおおむね動かせないという制限付き。
まったく、誰がこんな行程で城作ったんだよ~やり難さしかないよな~あ、俺だったわ

柱を立てるべく目印を付けていきます。
調べた所、天守の一階に当たる石垣部分は籠城戦に備え兵糧(食料)や武具などを収納、管理する倉庫的な役割が大きかったようでしたのでそれに倣って一階はシンプルに柱多めの通路として仕上げていきます。
今後の開発いかんではここに樽を並べて倉庫として実用するのもアリかも知れないですね。

一階部分の湧き潰しをしていきます。石垣の内側にある倉庫が明るすぎるっていうのも雰囲気出ないので光源は最低限にして下付きハーフブロックでスポーンを抑制

一階部分の四角にちょっとした装飾のある梁(はり)を渡してみます。全部格子模様だと味気なかったので

一階はこんな感じ、武骨に松明で照らしています。

一階の天井兼、二階の床を上向きハーフブロックで張ります。下から見上げた時に柱部分が少しだけ見える梁の表現にするの好きなんですよね。これが楽しくて和風建築やってるまであります。

さて、ここからはちょっとした小技
前述した統合版のハーフブロックが光を透過する仕様をフルに活用して二階層以上のわき潰しは各階の間に「光源層」を仕込んで対応しようと思います。

二階の天井から更に上、三階の床に当たる部分
こんな感じで二階と三階の間に一マス余白を作り、そこに光源を埋め込みます。

クリエイティブで試作時に撮った断面図はこんな感じ、光源層をハーフブロックでサンドして見えなくしています。なんかウエハースみたいですね。

これで各階にモンスターが沸く心配が無くなったので大手を降って床に原木をはじめとしたフルブロックが使えるようになりました。
ここは広間なので敢えて生活感の少ない祝儀敷きで


トラップドアを重ねて戸の表現としてみます。
実際動きやしないんですけど空いてますよーって感じで

二階の床は正面に見える小窓のような穴『石落とし』が機能するようにと高さを決め、板張りの廊下『入間(いりま)』を広間の周りにグルっとロの字型に張り巡らせました。
籠城戦の際にはここが動線になるのでしょう。壁には槍や火縄銃を掛ける為の金具をトリップワイヤーフックで表現し、棚なんかも用意しました。

階段下には謎の小部屋
これは一体何の部屋なのかと言いますと
はい、便所なんですね
このnoteではお馴染みとなった動画投稿者ハヤシ氏の雪隠マークIIを参考にしました

三階は構造自体は大きく変わりませんが、他の階層よりも天井が高いので大広間に。

反対側はこんな感じ、ズラリと並んで座る家臣達の前でお殿様からの号令が出されたりするんでしょうね。

三階には天井付近にも窓があったので広間の外周部分にもう一段入間を張り巡らせて味方武士達を潜ませる『武者隠し』にしてみました。

本来は四角に小さな部屋などを作って用意するのですが、構造的に難しかったので天井付近にしました。
隙間から進軍してくる敵を上から狙撃したりする用ですね。 

さて、四階以上は茶人としても知られた城主豊臣秀吉公リスペクトで茶室をこしらえます。
筆者、茶道に関しては嗜む程度には経験があるので「ぼくのかんがえたさいこうのしつらえ」をマイクラで表現してみます。
正直この四階が一番作ってて楽しかったですね。

床の間
目立たないですが内壁をなめらかなネザークォーツにして高級感を出してみました。違い棚に茶花も完備して、これなら床の間拝見に来た正客さんもニッコリでしょう。

お点前を点てるとこ
茶道ガチ勢の方に見られたら釣釜に柄杓って何で三月限定の仕様にしたんだよとか炭を熾(おこ)すのなら煙出ないだろとかツッコまれるかもなのですが、そっぽ向いて口笛で誤魔化そうと思います
今あるカードでそれっぽく見立てつつ、最低限寂しくない程度には情報量盛るのって至難の技ですね。

水屋(お客さんにお茶を振る舞う為に準備する所)
茶道具の洗浄や保管もここで行っています。
当時の茶道は武士にとっての教養だったので、いかに良い茶道具を揃えているのか?もその武士の威厳に繋がっていたそうです。
時には「降伏の証としてお前の持っている平蜘蛛型の茶釜を献上しろ」等と外交カードにもなったりしたのだとか。

それほど大きなスペースは取れませんでしたが、最低限調理出来るスペースと柄杓を掛けておける所は確保

五階は実際の大阪城や肥後名護屋城に展示されている豊臣秀吉公考案の黄金の茶室に挑戦してみました。

全て金ブロックにしてしまうと只の黄色い豆腐なので原金ブロックや竹、ハニカムブロックでメリハリをつけつつ赤い紋紗(もんしゃ)も再現します。

この黄金の茶室、秀吉公の黄金趣味としての印象が強いかも知れませんが作成の切っ掛けになったのは関白に任命された返礼として時の正親町(おうぎまち)天皇にお茶を献じる為のもの。
財力のある秀吉公にしか成し得ない絢爛豪華なしつらえに公家の人々は「今まで見たことがない」と感嘆したとの資料も残っているそうで、千宗易(利休)が提唱した質素な侘びの世界とは離れていますが、お客様を心からもてなすという意味での『侘び』としては良かったという面もあるんじゃないですかね。と、一応西に住まう民としてフォローを入れておきます

六階はそこまで物を置けるスペースも無いので光源+緑のカーペットで最低限装飾した通路に。

七階まで上がるとこの辺り一帯を眺めれる展望台になっています。
最も、大阪城が和風区最初の建築なのでまだ周りに何もないんですけども。
今後の発展に期待ですね。

ここまで読んでくださってありがとうございました。
これほど大きいものを内装込みで一人で作るのは始めてだったので時間がかかってしまいましたが、非常に勉強になりました。
これからも出来るまで作り続ければ必ず完成するの意気で心のままにマイクラを楽しんで行こうと思っています。

次回は折角作ったこの和風区のお城の周りに石垣や門をこしらえたり、流石に安定した光源ブロックが欲しくなって来たので仲間達と海底神殿を攻略し、ガーディアントラップを作成しようと考えています。
統合版だからこそ出来る素敵な装置があるんですよ。

また読んで貰えると嬉しいです。
それではノシ

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