コイン・チョコレート・トス/まえがき
9月の最終週、小説を書き始めた。
一つ、noteに書きたいと思っていたことがあって、夏頃からそれをエッセイで書くかどうかを考えていた。
なんとなくエッセイにはしたくないなと思って、創作の中に誤魔化して混ぜこもうと思った。
どんな風に書くかな、とずっとぼんやりと考えていて、なんだかふっと書きたくなったので、書き始めて一週間で書いた。
プロットも作らず勢い任せで書いた。
書き上げたものの読むに値せず、仕方がないので一週間かけてなおした。
多分、1,000字くらいで済む話が、55,000字くらいになった。
長すぎた。
創作をし始めたら、ドーパミンかアドレナリンが出まくった。
書いてる間は楽しかった。
明日から公開する小説のうち、一つのエピソードはノンフィクションだけど、後は全てフィクションだ。
妄想の世界にどっぷりと浸かった。
読み返すと、時系列が飛びまくっているし、矛盾が生じている気がするし、公開することが不安でしょうがない。
でも、せっかく書いたので読んで欲しい。
これまでの人生で一度だけ長編小説っぽいものを書いたことがあるが、誰にも読んでもらわなかった。
公募に出して、一次にも通らない駄作だ。
自分に才能があろうとなかろうと、書いたものを読んでもらいたいという欲はある。
数ヶ月、毎日、文章を書き続けているので、あの頃より多少なりとも成長していればいいな、と思う。
31歳女性が、浮気されて家出する話。
一言で書くと、面白くなさそう。
でも、まあ、読んで欲しい。
どうにか私が消化したい想いを、55,000字分、幸子に走ってもらった。
幸子の完走を見届けて欲しい。
そして、感想が欲しい。
面白くなかったら、そっと閉じてください。
一話、8,000字近いのでお時間頂戴するのが申し訳ない。何話目かは1.5万字くらいになっているし。
忍耐強い方、お暇な方、読んでってください。
月曜日から土曜日まで、毎朝更新します。
では、日曜日のあとがきでお会いできたら嬉しいです。
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