いつも、2分だけ遅れてる。
数年前からずっと着けてる時計。
私のお気に入り。
CASIO データバンク
メンズなので、自分で小さくして手首にはめている。
データバンクと言えば、バック・トゥ・ザ・フューチャーのマーティマクフライを思い出す人も多いのではないだろうか。
マーティがつけていたのは、CA−50というタイプの黒いデータバンクだけど、私は時計を仕事中しかつけないので、ちょっとくらいかしこまった方がいいかなと思って、このシルバーメタルバンドをチョイスしている。
この、無駄な電卓と電話帳が素晴らしく大好き。
かわいくてカッコいい。
このサイズ感だと、スマートウォッチと思われることもあるし、スマートウォッチの方が便利かなとも思うけど、時計に便利さは求めてないし、どうせ休日には時計はつけない。
私の中でデータバンクがあれば十分で、最強なのだ。
しかし、この時計、2分遅れている。
合わせたらいいじゃないかと思われるだろう。
でも、合わせない。
合わせ方が分からないし、調べようとも思っていない。
合わせる気が全くない。
仕事で時間前に到着したい時は、
「これは2分遅れているから、この時計の10分前には着いておいた方がいい」
と思う。
プライベートでは迷惑がかからない程度に博多時間で遅れたいタイプなので、
「この時計どおりに着いたら、2分しか遅れられないから、もう少し遅れていこう」
と思う。
2分遅れの時計が私にはちょうどいいのだ。
私は2分間、今より少し後ろを歩いて、未来をずっと追いかけている。
バック・トゥ・ザ・フューチャー大好きです。
とにかくワクワクして、大好きです。
1から順に観て、3まで観ると、必ず1に戻りたくなる。
1で何か確認したいことがあったはずなのに、また夢中になって観て、結局何を確認したかったのかを忘れて、また3まで観たりしています。
何回観たかはわからない。
データバンクを着けていると、ワクワクするんですよ。
ただ、それだけのために着けてるのかも。