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無職から起業にいたるまで~退職後迷走編⑦~

自己肯定感、自尊心ゼロだった自分が12年勤めた会社を約2年前に退職し、2024年3月に創業する決意にいたるまでの経緯についての一部です。

今の生活に大きな不満はないけど漠然とした不安がある、もしくはやりたいことはあるのに一歩踏み出せないという方に、こんな私でも創業を決意するところまではできた、ということをお伝えして少しでも力になれたらうれしいです。

創業に至る経緯については、随時、記事を更新しています。

前回の記事はコチラ↓

起業について、自分の頭で考えているばかりでなかなか行動ができなかった自分。
そんな中、独立起業塾に参加したことや、チラシをみる、という小さな行動が、自然に次の行動につながり、県の【社会課題を解決につながる創業支援プログラム】のアクセラレーションプログラムに応募することにしました。

そのプログラムに応募して、数週間後に封書にて書類審査通過の連絡をいただきました。
応募した時点では、まだ自分で自分のビジネスを信じられていなかったので、この通知を受け取った時には、本当にうれしくて、『もしかしたら本当に創業できるかも!』とワクワクしたことを覚えています。

今、考えるとこの時が一番自信を持てていたときだったかもしれません。

通知を受け取って、数日後にアクセラレーションプログラムが始まりました。

初回は、メンターの方々の紹介と、創業を目指す参加者の自己紹介でした。

会場に入って、自分の名前が書かれた席について、『あれ、私ってこのままいくと本当に創業するかもしれない。』と不思議な感覚でした。

第一回目のプログラムの前に参加者全員、自己紹介の為に数日前にスライドを作成し、事務局へ提出していました。

私もそのスライドを作成しましたが、以前の職場では対人業務がほとんどでプレゼンなど行ったこともなく、本当に手探り状態でなんとかそのスライドを作成しました。

当日、他の参加者の皆さんのスライドや堂々たる自己紹介に圧倒されたことを覚えています。

私は、事前に作ったメモを読みながら、なんとか自己紹介を終えました。

(この記事のnoteのトップ画像は、当時の自己紹介用スライドです(照))

その後は、今後のプログラムの流れやメンターの方々の経験談などを聞かせていただき、最後の交流会を迎えました。

この交流会は、私にとって地獄のような時間でした(笑)

他の参加者の方々の中には、すでに自分のビジネスを売り込むための資料や商品を持参している方もいました。

この時の私は、『交流会ってなにするの?』という状態でした(笑)
なんとなく周りの皆さんの動きを見て、『あぁ、挨拶をして人脈を広げたり、ビジネスの売り込み?をすることなんだ。』と理解しました。

理解はできたものの、当時は名刺すらも作っていなかったですし、『何を話したらいいかわからない』と困惑していました。

それでも勇気を出して、皆さんに倣って、メンターの方に挨拶をさせていただきました。長く接客業をしてきたにも関わらず、緊張と自信のなさから会話は全く弾まず、人脈をつくるなんて到底無理でした…。

その後も、引き続き二週に一度アクセラレーションプログラムを受講することになります。

『このプログラムに受かったら、自信がついて創業できるかも』と思っていた私ですが、今思うと、そもそも『審査が通ったら』『プログラムを受けたら』などと自信を他者評価に委ねていたこと自体が間違いだったと思います。

そんな未熟な考えゆえ、この後も様々な迷走をします…。

つづく


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