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【きょうの15分ランチ】普段使いのお雑煮① 鶏肉と根菜のすまし雑煮

お雑煮というと「お正月に食べる行事食」というイメージがありますが、炭水化物、肉・魚、お野菜をまとめて一皿で取れるワンプレート料理としても優秀で、普段のランチにもおすすめです。

お雑煮の作り方は家や地域によって様々。出汁を引いて、具は別ゆで、餅も焼くなり別の鍋でゆでるなりして……と手間暇かけて作っている家もあると思います。「ハレ」の日の行事食として食べる場合は、丁寧に作るのも良いですが、普段使いの「ケ」の料理として食べるなら、市販のつゆを使って、具もお餅もつゆの中で煮て、なるべく簡単に済ませてしまいましょう。これはこれで、つゆに具の味や風味が溶け出し、そのつゆの味がお餅にしみておいしいものです。

今回のレシピは、私が10代の頃、母に教わった簡単レシピです。一人暮らしをしていたときには、鶏肉をまとめて買って小分けにして冷凍しておき、白菜とか根菜とか、その時冷蔵庫にある野菜で作ってよく食べていました。作りなれると本当に簡単なので、体調を崩したときにもちょうどよく、重宝したものです。

鶏肉と根菜のすまし雑煮

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材料(1人分)
切り餅 2個
鶏もも肉 80g
人参 3cm
大根 3cm
小松菜 1/4袋
白だし

少し少なめのボリュームなので、ガッツリたっぷり食べたい人はお餅を1つ増やしたり、鶏肉を100gにしたりしてみてください。(その場合、つゆは350〜400mlに増やす)

1.材料を切る
大根は6mm厚さの半月切りにする。人参は5mm厚さの輪切りにする。
小松菜は5cm幅に切る。鶏もも肉は小さめの一口大に切る。

2.煮る
白だしをかけつゆの濃さに薄め、300ml用意する。
鍋に白だし、大根、人参を入れて火にかけ、6分ほど煮る。
鶏もも肉、お餅、小松菜の茎を入れてさらに3分ほど煮る。
具に火が通ったら小松菜の葉を加え、しんなりしたらできあがり。

鍋やお椀の底に溶けたお餅がこびりつくのが気になる、という人は、大根を底に敷いて、その上にお餅を載せてみてください。洗い物が楽になります。


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