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何でも「楽しかったです」の作文になるとき


⇧リール動画+αをどうぞ
(リール動画が保存できなかったので、再度取り直してますw)

さてさて。
皆さんは、子どものころ、作文得意でしたか?
小学生ともなると、しょっちゅう、作文の機会がありますよね。
夏休みなどには、絵日記や読書感想文がマストでしたよね。

話し上手な人、
文を作るのが上手な人は、
言葉が上手というよりも、話のポイントを見つけるのが上手なのです。

例えば、卵を割るというとき、
思ったような力加減で割れた、
片手で割ることにチャレンジしてみたけど、黄身まで潰れてしまった、
殻が手に刺さって、痛かった、
ボウルに入れたかったのに、卵が流しに落ちてしまった、
黄身が二つの若い卵に当たった!

などなど、いろんなエピソードを拾うことが上手な人は、
お話上手な人。

思った通りの展開だった、
または、
思った通りではないけど、その後にこんなことがあった、

そんな基点となる箇所を意識できるだけで、
話って、ぐっと膨らむんです。

子ども相手だったら、
「どうなると思う?」と前もって一緒に考えたりしてもいいし、
失敗した後にどう立て直したか、アドバイスも含めてやってみたことをまとめると、
立派な作文になりますw

特に年中児、年長児の幼児さんだったら、
会話をしながら、体験と言葉を結びつけていったり、
インタビュー形式にまとめたりと、大人が相手をすることが大事ですね。

長いと疲れちゃうし、
しつこくなっちゃうから、気をつけてw

子どもにとっては、日常も実験の場。新しい体験の場。

となると。

何でもかんでも、やってあげていると、
子どもは考える機会がないので、思考は育ちません。
言葉も思いつかない。
お話も、当然思いつかない、というループにw

ま、これは極端な話ですがw

発達に沿って、適切なサポートをしていくことで、しっかりと伸びていきます。

確認したくなったら、聞いてくださいね。

アトリエLove&Compassion主宰
小児専門の言語聴覚士
結城ルミ子

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