「好き」がある世界、「好き」がある時代に生まれたことは、幸福だ
一番お気に入りの花柄のワンピース。
靴は、ミモザ色のパンプス。
バッグは、愛用している土屋鞄のポストミニショルダー。
メイクもいつもより、気合を入れて。
私はひとり、映画館に行ったのでした。
始めてひとりで観た映画
ひとりでの映画は、初めてでした。
私にとっての映画はこれまで、「家族と観るもの」「恋人と観るもの」だったから。
実家を出て、映画も映画館も苦手なパートナーと暮らすようになってから、映画館に行ったのは一度きり。
「アナと雪の女王」ぶりだから…もう8年ぶり?
今回観てきた映画は…
「名探偵コナン 緋色の弾丸」です。
私が惚れた人
登場人物である赤井秀一に、惚れてしまった訳です。
何しても、何をしてても、かっこいい。
行動も言動も、逐一かっこいい。
そういう訳で冒頭のように気合を入れてオシャレをして、映画館へ行ってきました。
「適当な格好では、会いに行けない!」と思ったものですから。
もしかしたら彼とのデートでも、最近はこんなに張り切ったことないかも(笑)
それくらい気合を入れて準備して、ルンルン気分で映画館へ。
席は、一番後ろにしました。
午前中の上映ということもあってか、人は少なめ。
しかも私が取った席は、左は壁、右には椅子が一つしかなく、人目を気にせず映画に没頭できる最高のポジション。
私…テンションが上がると、手振りがうるさくなるんです。
流石に近くに人が居たら控えますが…、今回は前にも、横にも、後ろにも人が居ない。
ということで、もう遠慮なく、手振りをにぎやかに、表情やリアクションもにぎやかに、映画を鑑賞してきました。(もちろん声は我慢。)
「この映画観て、この人に惚れない人…居る?」
ネタバレが苦手な方も居るかと思うので、内容については触れませんが…。
私が唯一、言える感想は、
「この映画観て、赤井秀一に惚れない人…居る?」
と心底思うくらい、かっこよかったということ。
「気合入れてオシャレして来てよかった…」
とすごくすごく思うくらい、惚れ惚れするかっこよさでした。
映画の後は彼とデートだったのですが…正直、もう、頭の中は赤井さんでいっぱい。
映画を観てから、もう1週間ほど経つのですが…まだ、いっぱいです。
普段の私なら選ばない色
「推し色」というものを、ご存知でしょうか。
好きなアイドルや、好きな漫画・アニメのキャラクターなどの「イメージカラー」のことを、「推し色」と呼ぶことがあります。
そして、赤井さんにまんまと惚れてしまった私は、彼のイメージカラーである「赤」を、暮らしに取り入れるようになりました…(笑)
赤って、普段の私なら、まず選ばない色です。
白、ベージュ、青などが好きなので、ハッキリと強い赤は、選ばない。
でも、「推し色」となれば話は別。
映画のタイトルにもなっている「緋色の弾丸(The Scarlet Bullet)」と、赤井さんのイメージカラーである赤にちなんで、自分の作品である「Jewel box - Passion colors -」を身に着けるようになりました。(minneからご覧になる場合はこちら。)
このピアスに使っているのは、スカーレット(緋色)が美しいヘソナイト。
別名、オレンジガーネットです。
制作して、「かわいいけど、私が身に着けるには派手かなあ」と思っていたのですが…まさか、自分が使う日が来るとは。
「推し色」、おそるべしです。
「好き」は幸福であり、エネルギー
それにしても、「推し」が居る暮らしは、幸せそのものです。
「推し」とは、「好き」の塊。
「推し色」は、「好き」のカケラ。
それを日常にちりばめれば、それだけで「好き」を感じられる。
「好き」という気持ちは、幸福そのものです。
普段選ばない赤を身に着けているのも「赤井さんが好き」だから。
色を身に着けるだけで、こんなに簡単に「好き」に囲まれた暮らしができるなんて…最高です。
そしてつくづく、「好き」がある世界に、「好き」がある時代に生まれてよかったと、感じます。
はまれるものがある世界、国、時代に生まれることができた。
私は、もう、それだけで幸せなことだと思うのです。
そして、「好き」はエネルギーにもなる。
今日を生きる、明日を生きていこうと思える、力になる。
私は本当に、幸せ者です。
今日も沢山の「好き」を感じて、生きられているのですから。
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