梅仕事、トマト仕事
ハンドメイド作家兼、ハンドメイド作家活動アシスタントとしても活動しています、sarariです。(メールセッションの詳細はこちら)
今日は私の暮らしのお話。
毎年恒例ではないものの、梅仕事の季節となりました。
我が家の梅仕事は、「梅干しを漬けること」。
きっかけは、「塩だけの、酸っぱくてしょっぱい梅干しを、自分で作ってみたい」という私の一言。
「いつかやれたら」と思っていたのですが、私より先に、パートナーが梅仕事に着手するようになりました。
という訳で、3回目の梅仕事に、彼は挑んでおります。
梅のヘタを取るのは、2人でおしゃべりしながらのんびりと。
その後の洗う作業や漬ける作業は、もっぱら彼の仕事となっていきます。
一方私は…今年「トマト仕事」をしました。
5kgのトマトを、トマトソースと、トマトスープにしたのです。
これは先日、野菜直売所に行った時のこと。
調理用のトマト(パッと見2kgくらい)が300円で売られているのを発見し、トマトソースをよく食べるので「沢山作って、ストックできそう!」と思って購入した訳ですが…。
気前のいい売り子さん達が、「おまけ!」と売っているものと同じくらいの量をどんどん段ボールに入れて持たせてくれました。
ちなみに自宅に帰って重さを測ったら…なんと、約5kgもあった。
笑ってしまうほど沢山のトマトを前に、「大変なことになったなあ」とは思ったものの、「折角だしやってみたい」という好奇心もあったので、普通のトマトソースと、バジル入のもの、2種類を作ることにしました。
まずはトマト洗って、湯むきの支度をすべく、十字の切込みを入れていきますが…全然、終わらない。
湯むきはいつもなら好きなんですが…やっぱりトマト60個となると大変で、彼にも手伝ってもらいました。
それからトマトは四等分に、大きな玉ねぎをふたつ、みじん切りに。
そしてお義母さんからいただいたものの「調理に使うことはないだろう」と思っていた大きな鍋にオリーブオイルを注ぎ、玉ねぎを炒めます。
ニンニクもたっぷり加えて、玉ねぎにまとまりが出るまで炒めたのですが、この時既に、手首が痛い。
しかもトマトを加えたら、全体を混ぜるのが大仕事に。
でも、トマトを掘り返すように木べらで混ぜていると、少しずつトマトが固形から、スープ状になっていくのです。
「科学だ…」なんて言いながら、一生懸命トマトを混ぜ、潰し、塩を加えて味を見て、さらに煮込み、バジルを加え…。
結局、私とトマトの格闘は、2時間ほど続きました。
トマトソースが2種類、それと副産物として、トマト100%のトマトスープも完成。
彼と「しばらくはトマト生活だねえ」なんて言いながら、出来立てのトマトソースをパスタにかけて、晩ごはんにしました。
2時間かかったトマトソース。
いつも通り味付けは塩だけなのですが、これが本当に美味しい。
しっかり炒めた玉ねぎから出る甘み、じっくり煮込んだトマトの酸味とコク。
それから、ちょっぴりの塩っけと、鼻から抜けるバジルの香り。
シンプルだけど大満足の味と、「美味しい」と感動してくれる彼の笑顔。
2時間かけた甲斐があったというものです。
作っている最中は「二度目は無いな…」と思っていたのですが、こういう事は1回目は大変だけど、2回目はそうでもなかったりするよね?なんて、思っている私。
またトマトを見つけたら、買ってしまう気がします。
そして、またトマトと格闘している私が、目に浮かぶようです。
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