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ボランティアで人脈づくり

皆さんはこれまでどんなボランティアをしたことがありますか?

イベントを手伝ったり、ゴミ拾いに参加したり、色々あると思いますが、少なくともオーストラリアでは仕事の経験と同じくらい重要視されます。

高校ではクラス対抗でホームレスの方々への食料品の詰め合わせのための缶詰などを集めたり(多く集めたクラスが優勝!)、坊主にすることでファンドレイジングしている友達(女子です)もいました。

せっかくなので、いろんなボランティアの経験から、ボランティアをするメリットを書こうと思います。

1. ボランティアで気に留めてもらえる

高3の時に40 Hour Famineという「40時間何かを我慢する」ことでファンドレイジングする活動をやってみました。例えば「40時間食べない」「40時間携帯とパソコンを使わない」など自分で決められるのですが、私は「40時間しゃべらない」をやってみました。

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口に蛍光のガムテープを貼って、学校に行くとこれまで話したことの無いクラスメイトや先生からめちゃくちゃ注目されました。「なんか変なことしてるね」感覚で1ドルくれた友達がいたり、同情で30ドル募金してくれた先生がいたり。その時はジェスチャーでしかありがとうと伝えられなかったのですが、募金活動の後に声をかけてくれるようになったりと、ボランティアをしたことで周りの人との接点が生まれました。


2. ボランティアで誰かの世界観を知る

2017年から、メルボルンの観光ガイドとして毎週街角で観光客の道案内などをしていました(現在はもちろんコロナで保留になっていますが)。他のボランティアの方達は年上がほとんどで、もともと小学校の校長先生や行政管理委員、ウェブデザイナーだった方など、いろんな人に出会うきっかけになりました。

ボランティアのシフトは3時間で、暇なときはずっとおしゃべりしたりしてるのですが、仕事、宗教、食べ物、政治、文化のこととか幅広いトピックでその人のことを知ることができました。色々相手について知ると、「こんな人もいるんだなあ」って思えます。


3. ボランティアで次のチャンスを得る

ボランティアは終わったらそれっきり、ということもあれば、そこで会った人、起きたことがきっかけで次への足がかりになることがよくあります。

大学在学中にPeer mentor(ピア・メンター)のボランティアをして、下級生数人と定期的にお茶して話を聞いたり、勉強のアドバイスなどをしたりしました。これがきっかけで学部のスタッフの方と仲良くなって、「今度Open Day (オープンキャンパス)があるけど、建築学科の在学生としてQ&Aのセッションに出てくれない?」みたいなことが増えました。

「やってあげよう」というより「おー面白そう!」って感じでやっていると、大学の他のイベントの仕事や宣材のモデルの仕事などが舞い込んできたり。ボランティアをしなかったら絶対に関われなかったことがたくさんありました。


ボランティアってタダ働きじゃなくて、自分の成長のきっかけになる素敵な経験です。今は外出できませんが、コロナ後には食べ物に困っている人のためのフードバンクでボランティアしたり、夏の山火事で家を失った人々のために家の建設を手伝ったり、色々できたらなと思ってます。

皆さんもぜひボランティアの機会があったら「お、やってみようかな」っていう気持ちで参加してみてはいかがでしょうか?


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