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ゆるす

三浦綾子『氷点』で登場する

「ゆるし」

自分も大人になって

ゆるしがほしい と思うようになった

歳をとるにつれ

関わる人が増える

経験が積もっていく

「あぁ、あの時はこう言ったほうが良かったかなー」という小さいものから

思い出すことも拒みたい
過去の自分の間違った(?)言動や行動…

ただ、本当に「過ち」などあるのだろうか。

その時の自分に他の選択肢があったなら

その行動は起こしてないのではないのだろうか

犯罪と呼ばれるような非人道的な行為でない限り、

その時のことは、

もう忘れたらどうだろうか。

過去を悔やむ時間があるなら

今自分のもとにいる大切なものや人に

一言でも温かい言葉をかけられないだろうか

何よりも 自分にもっと 温かい言葉を


あなたの心はずっと傷ついてる。

その出来事だけでも痛ましいのに、

あなたがそれを一生責めているから。


もういいよ 頑張った

でも どれだけ頑張っても その出来事が消えたりはしなかったでしょう?


変えられない過去よりも


現在と未来を おいしいココアのように甘くしよう。


それが 今のわたしにわかる「ゆるし」。

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