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インテリアデザイナーの引越し顛末記PartⅡ-8

引越しからもうすぐ2か月になります。
検討を始めたのは1月の終わりだったため、5か月弱の時が経ちました。
雨の中、神田川沿いに咲く桜に見送られ東京駅に向かった日から怒涛の日々を経て、今ようやく静かな日常が戻りつつあります。

もちろん、まだまだ完成とは言えません。TVは床に直置きのままですし、今月末粗大ゴミに出す予定の扉の外れたチェストはそのままリビングにあります。

今回は、現時点で片付けが完了した玄関とトイレをご紹介します。

玄関のインテリア

アートのためのスペース
マッキントッシュの椅子
段差のない三和土はロボット掃除機向き
生命の樹と名付けられたペルシャ絨毯


1番最初に整えたのは玄関です。
私が環境学と捉える風水では、玄関は「気」が入ってくる場所。
家の中で一番大切にすべき空間です。

そのため、玄関で自分に課した守るべきルールは3つ。

1.三和土を毎日掃除する

2.三和土に靴や傘などを出しっぱなしにしない

3.常に明るくする

1はロボット掃除機とクイックルワイパーで無理することなくきれいに保つことが出来ます。

2は習慣付けでルーティン化することにしました。

3は自動センサースイッチを連続点灯に切り替えました。

カラーコーディネートも3種類で構成しています。

1.ベーシックカラー(床、壁、天井など)は白

2.アソートカラー(印象付けたい色)が黒

3.アクセントカラー(アソートカラーを引き立てる色)はブルー

玄関扉を開けた瞬間、受け留める空気感を明るく、清々しいものにしたいと考えたカラーコーディネートです。

化粧品ブランドSHIROのアロマディフューザーSAVONの香りも爽やかに出迎えてくれます。

目には見えない「気」の存在を、玄関では視覚と臭覚の2つから受け取ることができます。

風水では、他に鏡の位置、観葉植物や生花などにも言及していますが、私はそこまで厳密ではありません。
何事もゆるっと自分にできることだけを取り入れることにしています。
無理をしないことも大切です。

トイレのインテリア

アクセントクロスが印象的
床、壁3面と天井は白
収納扉もブラウン
ワンクッションで取り出しやすく
アートで完成
キャンドルの色も壁紙に合わせて

トイレのルールも3つ。

1.毎日掃除をする

2.トイレの扉と便器の蓋は必ず閉める

3.トイレマット、スリッパを置かない

1は毎日掃除をすることで、清潔で臭いのない空間を維持することができます。消臭剤や芳香剤の類も不要となります。

2は風水で、トイレは陰の気が溜まる不浄の場所と言われています。
蓋や扉を閉めることで陰の気だけでなく、臭いもブロックすることができます。
こちらも習慣化すると案外簡単です。

3.トイレマットとスリッパは、汚れや菌の温床になりかねません。
トイレの床材は拭き取りやすいものが多いため、毎日拭き掃除をすることで清潔に保つことができます。
トイレマットをこまめに洗うよりも楽です。
同様の理由からスリッパも置きません。
洗濯機内に雑菌をばら撒くこともありません。

トイレのカラーコーディネートも3種類です。

1.ベーシックカラー(床、壁、天井)は白

2.アソートカラー(印象付けたい色)がダークブラウン

3.アクセントカラー(アソートカラーを引き立てる色)が黒

狭い空間のため、3種類の配分バランスがセオリーから外れています。
例えばアソートカラーはその分量が40%(通常は20%ぐらい)になっています。
アクセントカラーは、アソートカラーを引き立てるよりもむしろ馴染んでいるように見えます。

カウンターのキャンドルを観葉植物かフェイクグリーンに変えると緑色が、本来のアクセントカラーの役割を担い、美しく整います。

空間の完成度は、間違いなく上がりますが、観葉植物につく虫が苦手なため置いていません。
今、素敵なフェイクグリーンを探しています。

こちらもゆるっとそれぞれの事情で調整してください。
厳密である必要はありません。
自分に合うところだけを上手く取り入れてください。

ご参考になれば、幸いです。

次回は、洗面所、浴室とキッチンをご紹介します。





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