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ブルスケッタ(Bruschetta)

イタリア料理のおつまみや前菜(Antipasto)として用いられる。
元々は、イタリア中部の郷土料理。
ローマ地方の方言で「炭火であぶる / bruscare」に由来する。

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パンをスライスし、オーブンで焼き、ニンニクをすりこませ熱で溶かす。

オリーブオイル塩胡椒をつけて頂いたり、粗みじんにしたトマトを乗せることが多い。
その他(アンチョビ、オリーブ、チーズ、サラミ、きのこ)etc

カンパニア州では、トマト、ニンニク、オリーブオイルにオレガノを乗せる。
ピエモンテ州では、トーストを使用、トマトなどをサンドする。
トスカーナ州では、トーストを使用、ニンニクのみが多い。


似たようなイタリア料理
・クロスティーニ

ブルスケッタで使用されるパンに比べて薄く小さい、中は柔らかく外はカリカリ。
スープにつけたり、さまざまな食材を乗せる。(スモークサーモンやレバーペーストetc)

アメリカでは、オリーブオイル、ハーブ、トマト、ニンニクを合わせたソースを「ブルスケッタ」と呼ばれる。
ブルーシェッタと呼ばれることもある。

もうひとつ似たようなスペイン料理(カタルーニャ料理)
・パンコントマテ (pan con tomate)

スペインのカタルーニャ地方でよく食べられる。

主な違いは、チョップドトマトではなく、トマトをすり込ませるところ。
なので、果肉はありません。

バルセロナに旅行した時、前菜でカゴにスライスしたバケットと半分に切ったトマトが出てきました。自分でトマトを刷り込んで食べるスタイル。オリーブオイル、塩などをつけ、シンプルにこれが美味い!!

簡単で美味しいし、上に乗せる食材によってはテーブルが華やかになるので、知ってて間違いない一品です。

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