母をスイスのユンゲフラウに連れて行ったら高山病になった話
母がスイスに遊びに来てくれたので
世界一高いスイスの展望台ユンゲフラウヨッホにチューリッヒから往復7時間の日帰りで行ってきました
ユンゲフラウヨッホは世界一標高の高い3454mにある駅で、トップオブヨーロッパと呼ばれています🚉
駅にある展望台は3571m
行き方は何通りかありますが、
行きはインターラーケンオスト→グリンデルバルト→クライネシャイデック(ここから登山列車)→アイガーグレッチャーー→ユンゲフラウヨッホ
帰りはユンゲフラウヨッホ→アイガーグレッチャ(ゴンドラ)ー→グリンデルバルト→インターラーケンオスト
行きは登山列車、帰りはゴンドラで帰るルートにしました⛰️
ユンゲフラウヨッホまでの料金は
ユンゲフラウヨッホまでの登山列車料金往復がハーフウェアチケットを持っていると82フラン
登山列車までの駅までは1日乗り放題パスのsuper saver ticketを半額で39フラン
母はスイスにまだ複数日いるので
さらに旅行者用ハーフウェアパス代が1ヶ月分120フラン
(私は長期滞在のため、在住者用のハーフウェアパスをずっと前に2万円ほどで購入済み)
ユンゲフラウヨッホに行くまでにハーフウェアチケットという半額チケット有りで121フラン(約2万円)かかりました💦
毎度のことながら高すぎる🤪
さて
当日はなんと曇りのち雨☂️
でも乗り放題パスは日付指定なので
行くしかありません🫠
山に行く日は当日の天気もあるし乗り放題パス
よくなかったかなあ
でもチューリッヒからユンゲフラウヨッホまで往復168(29000円くらい)フランのところ、今回乗り放題パスの早割で39 (6630円くらい)フラン、、
安さを取るか天気を取るか
HeySiri教えてくれ
さて、当日の朝は5時起きで
7時半チューリッヒ発の列車に乗り
Bern、Interlakenostで乗り換えて、Grindervartから登山列車に乗りました
チューリッヒの自宅からだと
ユンゲフラウに到着までに乗り換え6回あるんだ
1時間おきとかに乗り換えで油断大敵
天候のせいか
人ががらがらだったので登山列車からの景色は楽しめました!!
というか曇りや霧であんまり見えませんでしたが😥
11月13日で山のあたりにはもう雪が、、!
アイガーグレッチャーからの列車は
4分の3がトンネルらしく何も見えませんでしたが
すごい傾斜を登っている感覚がありました
アイガーグレッチャーでは一時停止をしてくれて
外の景色を見るタイミングがありました
この時点でけっこうな吹雪🌨️‼️
写真や広告みたいな風景は見えず、、
やっとユンゲフラウヨッホ駅につきました
この駅は見所が多く広いため
一回りしてからお昼を取ることに🕛
ユンゲフラウヨッホの中は順路があるので
それの通り進みました
まずはスフィンクス展望台
展望台で晴れていると景色が一望できます☀️
今回はやはり吹雪や雲で全然見えなかった〜、、
雪が周りに凄いあるということはわかりました
吹雪なのに混んでいてアジア人ばかり
ていうか登山列車や観光列車はほんとにアジア人ばっかり
アジア人を見ると言葉全然通じないのになぜか安心する〜😮💨笑
引き続き、
・スノウパーク
吹雪だからか、それとも時期のせいか
閉鎖されてました😅
・アイスパレス
氷でできたトンネルで氷の彫刻がたくさんある
幻想的な風景
床がすべりやすいのでヒールとかサンダルだと怖そう👡
母は床が氷なのかゴムなのかずっと考えていました笑😆
氷の制作物を見るのは初体験でしたが
期待していたよりはチープなかんじでした(失礼)
氷のトンネルはけっこう長くて
ゆっくり進んだせいか15分くらいは歩いた気がします🙂
・プラトー
ユンゲフラウの外に出れる広場みたいなもの
今回は猛吹雪を体験できました
目が開けられないほどの吹雪で、
顔に吹雪が当たって痛いくらいでした😂
寒すぎて全然写真とか撮れませんでした
・リンツのショップ
リンツショップがありました!笑
リンツこんなところまであるなんて凄い😇
チョコを買ったらおまけでチョコボンボンを2つくれました🍫
リンツのチョコは板チョコでも1枚600円
〜1000円するよ(スイスのチョコなのに日本で買うより高い)
・レストラン2店舗
1店舗目はセルフで食べるフードコートタイプで比較的安く
もう1つは高級で、周りの壮大な景色がパノラマで見下ろせるレストランでした
高級レストランのメニューを見ていたそのとき、
ここで事件が起こりました
母が急に腕や肩を掴んできて
振り返ったらすぐ意識を失ってしまいました😱
「まさかの高山病???」
力が抜けた母は重たくて
1人で支えられず、ふらついていたら、
通りがかりのおじさんと高級レストランのスタッフの方々が手伝ってくれ、とりあえず店内の椅子に座らせました
高級レストランのスタッフは慣れているのか
母に高山病に効くというハチミツ入りの甘いお茶を持ってきてくれ、体内の酸素濃度を測る機械で計測もしてくれました😭
酸素濃度の数値は問題なかったです
朝からヨーグルトしか食べてなかったので
そのせいではないかと言われました😮
私も母も貧血持ちですが
私はチョコレートをかなり食べていました🍫
チョコは山に効くらしい⛰️
あと私はよく山に行ったり登ってたからかな❓
めちゃくちゃテキパキとサポートしてくれて
敢えてなのか明るい態度で接してくれて
心強すぎて泣きそうになりました😭
こんな4000メートルの山で
外は吹雪か雨で
チューリッヒの自宅からは乗り継ぎ6回で4時間かかって
母は足を痛めてて
不安要素しかないんだが
スタッフさんたち心からありがとうございます😭
数分したら母は意識を取り戻しましたが
レストランで注文していない間も
かなり場所をとってゆっくりさせていただきました、、
ロシュティ(スイス郷土料理でじゃがいものパンケーキ)2人前とコーヒーとリンツの小さいデザートプレートを頼みました
これで15000円とかスイスの物価に
毎度のことながらビビりましたが今では良い思い出です🙆笑
最初のお茶も請求されなかったので(絶対されると思ってた笑)
感謝の気持ちでチップを1500円くらい払いました
普段はチップ制にかなり疑問を抱いているんですが、ちょっとお金を上乗せして感謝の気持ちを示せるなら、チップはなかなか便利だと初めて思いました笑
微妙なサービスでチップを要求してくる変なやつが多すぎるんよ😑
数時間レストランに滞在して
ユンゲフラウを出発しましたが
ゴンドラは吹雪で止まってました🫠
追い討ちやめてください🫸
ゴンドラに乗ると1時間くらい短縮できるから
行きに敢えて乗らず、帰りに乗りたかったのに
展望台で吹雪見た時に気づけ自分🫡
あの吹雪は気づけたはずなのに、、
小さい頃からRPGでこういう勘は鍛えているのに😑
反省!次に生かします!
RPGは海外旅行に必要な要素がかなり詰まってると常々思うんだ
吹雪や雨の中、母には頑張ってもらって
なんとかチューリッヒに帰れました
帰りは母も回復したように見えて安心しました
後日談ですが母はユンゲフラウの7日後、スイスから日本に帰る空港のときも息苦しさを覚え
日本で診察を受けたところ、肺に血栓ができてました(😱😱😱)
注射や薬で治せそうではあるものの
病院行ってよかった、、、
もともと「最近息苦しい気がする」と言ってたので
ユンゲフラウで悪化したのか、飛行機のエコノミー症候群で悪化したのか色々と不明ですが
早めに気づけて本当に良かった😱
皆さんも体に違和感を覚えたら
すぐ病院にいきましょう🏥
そんなユンゲフラウヨッホへの旅でした
今後、絶対忘れられない旅になりました😅
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サポートでもらったお金で母にクリスマスケーキでもスイスから送りつけてあげたいです🍰
やってほしいことや調べて欲しいことがあれば
コメントで教えて下さい📝
できる限りお答えしたいです👌
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