健康体のわたしが適応障害になるまで(前編)
こちらの記事でも触れた、前職で適応障害のため休職することになった話をしたいと思います。
今から2年前に前職の広告会社に転職をしました。最初の3か月間は研修期間だったので、早く業務が出来るようになろうと無我夢中だったのを覚えています。
まずは業務に慣れるまでが大変でしたが、周りの先輩方のサポートもありそこまで辛いとは感じませんでした。
ただ一つ気になっていたのは、職場の空気が重いこと。
なんか社内に悪い気でも漂っているんじゃないのかと思うくらい暗かったです。業務中はともかく、休憩時間でもプライベートの会話がほとんど皆無でした。
少人数の会社で働いたのが自分にとって初めての経験だったので、どこもこんな感じなのかなと思っていました。ただある時に悪い空気の原因が一人の男性社員(以下 S)にあることに気が付きました。
職場の空気を壊す男性社員
Sは仕事に関してのマイルールを他人に押し付け、他の人がミスをするとキツく指摘をするのに自分のミスは笑ってごまかすタイプで、自分の思う通りにいかないと物にあたるなどしてイライラを前面に出していました。
そもそも報連相が上手く出来なくて、勝手に私の仕事をやり始めて混乱させられたこともあります。
入社したばかりの時は自分が教えられる立場であったのでそこまで気にならなかったのですが、一人で仕事が出来るようになるとだんだんとSの言動が気になり、
「ミスしたらまた何か言われるんじゃないか」
「また勝手に私の仕事をやり始めるのでは」
と常に気を張りながら仕事をしていました。
ただ仕事を辞めるまでは考えていなかったので『ひとまずは頑張ろう』という気持ちでいたのですが、思っていた以上にストレスが溜まり始め、だんだんと会社に行くのが辛くなっていきました。
精神の限界が近づいていく
そもそも業務に関してのルールが曖昧な部分が多いため、Sが好き勝手にやっていることも問題です。私が直接教わった内容と別の人から教わった内容が違う場合もあり、何度も板挟み状態になることもありました。
Sは私以外の他の人とぶつかることも多く、恐らくここ最近の言葉で表現するとモンスター社員に該当すると思います。
そんなSのせいで、同じ業務をしていた別の男性も心理的に限界になり退職寸前にまでなりましたが、結果的にその男性は別の部署の仕事を担当することになりました。
一方わたしは『今日も出勤してあの職場の空気を吸うのか』と毎朝起きた瞬間から気が重い日が続き、だんだんと休みがちになっていきました……。
思ったより長くなったので続きます!
暗い話ですがここまで読んでくださりありがとうございました。
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