素敵な喫茶店
朝8時。
その喫茶店は開店する。
とてもレトロな喫茶店。
通りに面したその喫茶店は建物の2階にある。
店内は入ると広く少しタイムスリップしたような空間。
時間の流れはゆっくりだ。
店主さんのちょっと高めの声が軽やかだ。
2階の窓際からは石畳の通りを車が通るのが見える。
なんとなく迷い込んだ感じだけれどとても心地いい迷い方である。
短編映画にでもなりそうな喫茶店。
喫茶店の成り立ちとか店主さんの生き方とか、時代の変化とか人の移り変わりとかいろんな角度で面白い気がする。
時代は変わっても空間は変わらない感じがしてとても居心地がいい。
巡り合わせの素敵な時間。
石畳を歩くのも気持ちいい。
道端には花が咲いていたり喫茶店の店内にもたくさんの植物がある。
時間を潰そうと思っていた気持ちがもったいなくて、時間を頂いている感じがする。
朝からとってもボリュームのあるミックスサンドを頬張る。
ウインナーコーヒーのクリームの甘さがちょうどいい。
店主さんの年代にしてはとても長身の方である。線は細いがその笑顔からは真っ直ぐで何か揺るがないものを感じる。
白髪の髪に逆さに被ったハンチングがよく似合う。
こうやって何十年もお客様と接してきたのだろう。
店内には私の他に3人のお客さん。
どこか遠くから来たのだろうか?
お店で人気のプリンアラモードを頼んだ様子。
私もプリンアラモードもいきたかったのだが、お腹がきつすぎてたのめなかった。笑
また次回のお楽しみにとっておこう。
ノスタルジックなお店はずっと続いてほしい。
予定にないことはちょっと楽しい♪
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