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【子ども食堂レポその8】 鹿嶋市「鹿嶋食育クラブわかば」

子ども食堂サポートセンターいばらきの伊東です。
寒さも落ち着いて、ぽかぽか陽気に春を感じる今日この頃。近所の公園の桜がいつの間にか満開を迎えていました!春ですね~🌸
さっそくですが、県内の子ども食堂の調査報告をしていきたいと思います!

前回の記事はこちらから

今回訪れたのは「わかば応援ボックス」

12月に訪れたのは、鹿嶋食育クラブわかばの「わかば応援ボックス」です。鹿嶋市在住で18歳以下のお子さまがいるひとり親100世帯を対象に食品や日用品を配布しています。
代表の日向寺さんに挨拶をして、設営のお手伝い開始!

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~当日のラインナップ~
・わかばオリジナルトートバッグ
・洗剤、歯ブラシ、緑茶(3つの内1つ)
・焼き芋
・ラーメン(醤油・味噌)
・スープ缶(トマト・クリーム、オニオン3種類の内1つ)
・乾パン
・クロワッサン
・野菜(ピーマンなど)
・お餅
・カレーライス(子どもたちのみ) などなど。 盛りだくさん!!!

日用品から心もお腹も満たすあったかグルメまで

食品から日用品まで幅広い!女性用の衛生用品など、痒い所に手が届くとはこのこと。子どもたち限定ですが、カレーライスや、地元企業の社長さんが焼き芋専用の石を購入して準備した焼き芋まで…。本格派!

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開始前には、配布する流れなどをボランティアの皆さんに共有し、ブースにスタンバイ。9時30分から配布開始になりました。
入口には、検温測定機が置かれ、体温を測った人から受付が行われます。
開始と同時に行列ができはじめ、サンタクロースに扮したボランティアスタッフが!?一緒にきていた子どもたちにお菓子をプレゼント♪子どもたちも嬉しそう!

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私の担当したブースは、「スープ缶」。見た目は、自販機の缶に入っているスープの素ですが、好きな野菜や具材と一緒に煮込んで楽しむ万能スープ。スープとして楽しむのはもちろん、パスタやリゾットなどアレンジもできますよ~とお声がけして、全て配ることができました!

代表の人柄に惹かれてボランティアに

合間には、ボランティアの皆さんとも交流を…。なれたようにボランティアの皆さんは声を掛け合いながら交代して休憩したり、談笑しながら、和やかな雰囲気。私も混じって出来立ての焼き芋を食べながら皆さんとお話させていただきました!

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代表の日向寺さんは、とにかく色々なところへ走り回ったり、連絡したり、取材対応と大忙し。ボランティアに参加されていた皆さんは、日向寺さんの人柄や活動への取り組みを通してメンバーに加わっているそうです。

あっという間に配り終わり、後片付けをして12時頃終了。
皆さん、お疲れさまでした!

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子どもたち限定で配っていたカレー弁当と手づくりのお餅を、おすそ分けしていただきました。カレー弁当は家まで待ちきれず車の中で味見を…。
ごろっごろに入ったジャガイモと人参は、スプーンでほろほろと切れるじっくりと煮込まれた「ザ・王道カレー」。あったかいカレーが身体に染み渡りました!誰かに作ってもらうカレーってはどうしてこんなに美味しいのでしょうか(涙)。お餅は、オーブンでこんがりと焼いてシンプルに海苔と醬油で♪香ばしい匂いにもちもち食感でとても美味しかったです。

県内各地で活動の輪が広がっています

行政や企業の方、ボランティアの皆さんと色々な方が協力して始まった「わかば応援ボックス」。こうした活動が色々な地域にも広がりつつあります。

今回、ご紹した活動はフードパントリーですが、「まん延防止等措置」で活動できない子ども食堂も多いなか、フードパントリーのようにかたちを変えて活動を続けている団体もいます。
「活動を続けていくこと」は、決して簡単なことではないですが、試行錯誤しながら、かたちを変えながら、「誰かのために」活動の光を絶やしてはいけないなと改めて感じることができました。

次回も乞うご期待!

団体名:鹿嶋市食育クラブわかば
開催日:不定期開催 ※LINE、インスタFacebookにてご案内しています。
開催場所:ふれあいサロンオアシス(鹿嶋市角折2881 宮中グリーンホーム はまなすビル1階(はまなす公園第1駐車場北側のビル))
※事前予約制。詳しくは、お問い合わせください。
※新型コロナウイルスの感染拡大状況等により、活動内容が変更となる場合があります。

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