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甘いもの依存は出汁で断ち切れる


美味しいお出汁を引く研究をして5年以上、
お出汁オタクさぴこです♪

実はお出汁には
科学的に証明された健康効果があります。

それが、
甘い物のドカ食いがなくなっていく、ということ。

出汁を日々取り入れ続けると
甘い物への依存を断ち切ることができる

ということが科学的にも証明されているんです。
(これ実際に私も体感してる!)

今日はそのお話を綴っておきます。

もしあなたが、
・甘いものを無償に欲してしまう
・やめたいけどやめられない
・甘いものを食べたあと罪悪感

と悩んでいるのなら
ぜひこの記事を参考にしてみてください。


甘いお菓子が止まらないって方も
ぜったい解決できるので大丈夫です。

結論から先にお伝えしますと、

なぜ出汁を摂ると
甘い物がやめられるのか、

それは、

出汁の主成分であるうま味成分には
砂糖や油脂と同じ依存性があるから

出汁に依存するようになれば
勝手に砂糖の依存を忘れられる
、んです。


では順番にお話していきます。

私たちが美味しいと感じるものは

まずそもそも、
甘いものや油を使ったものって
美味しいですよね!

世の中の美味しいものって
だいたい砂糖と油。


ドーナツとか、
チョコレートとか、
揚げ物だってジャンクフードだって
必ず砂糖か油、もしくは両方がからんでる。

あと、甘いものとか
一度食べだしたりすると
毎日食べたくなりませんか?

今日からやめよう!とか思っても
やめられないのが砂糖と油脂。



実は砂糖と油脂には
報酬系(快を感じる)の依存性・中毒性があります。

私たちの身体って
砂糖と油を美味しく感じるように
できているんですよ。

だからストレスとか溜まったときに
「なんでもいいから自分を満たすもの食べたい!」ってなり、
ポテトチップスとか甘いデザートとかを
衝動的に食べてしまったりするんですよね。


動物のメカニズム的に
しょうがないことなんです。

(だから甘いもの食べて罪悪感感じるかたはまずは自分を責めないこと!)


でも実際問題、
栄養面やからだの健康面でいえば、
砂糖は血液をドロドロにするし、
高温で酸化した油は腸内を傷つける。

(それにお菓子とかの油って
ほぼプラスチックみたいな悪い油ですね)


摂取カロリーも高いので
変な太り方をしたり、
肌つや・肌の色が悪くなったりするのです。

特に砂糖には
快楽成分があります。

砂糖を摂取すると
セロトニンやドーパミンとかっていう
幸福物質が分泌されるので
食べたらその瞬間から幸せ感じるんです。

でも、
血糖値がぐいーんと急上昇・急降下するから
イライラしやすくなったり
眠くなったり、
で、また血糖値上げたいってなって
砂糖を欲してしまうわけですね。
(麻薬と原理は同じ!)

だから健康的に心地よく、
毎日を過ごしたいなら
砂糖や油脂の摂り過ぎは防いだほうがいいんです。


出汁にも同じ依存性がある

いまお話した、
・甘いものや揚げ物(砂糖と油脂)を美味しく感じてしまう
・また次の日も食べたいと思ってしまう
この依存性が、

実は出汁のうま味に対しても
同じように感じるんです。


京都大学農学部の研究により判明しているのですが、
マウスを使った研究で
砂糖や油脂を与えたときと同じように
出汁のうま味にも中毒性がみられたのです。

砂糖・油脂・うま味は
同じドーパミン神経の回路をつたって
美味しいご褒美の快感を脳に生み出します。

執着とメカニズムが一緒だったんですね。


※この研究結果は伏木亨先生の
書籍「だしの神秘」を要約したものなので
気になるかたはぜひ読んでみてください!♡


なので!
砂糖や油脂と同じ神経を介して
認識・依存が起きている

出汁に依存するようになれば、
自然と甘い物や揚げ物をやめられるようになります。


実際にわたしも
出汁にハマり、甘い物を食べることが激減しました。

昔は仕事終わりに
コンビニに行ってエクレアとか
シュークリームとかを毎日食べるのが
楽しみだったのですが、
2週間くらいしたころから
「自分の家に早く帰って煮物が食べたい」
って思うようになったんです。
(これほんと!今でも忘れない)


だから、
出汁にハマると
・無理せずからだが勝手に
・毎日のごはんは美味しいまま
食生活が整っていきます。


あなたもぜひ美味しい出汁をまずは
日々の料理に取り入れてみてください。


出汁に依存する条件

ただですね、
お出汁に依存するには条件があります!


それが、
・味覚(美味しい)
・嗅覚(良い出汁の香り)
・エネルギー(糖質)

の3つが揃っていること。

だしを構成する3要素、味覚成分、嗅覚成分、エネルギーの一つでも欠くと執着は起こりません。

だしの神秘  伏木亨


しかも出汁の良い香り(嗅覚)は
かつお節が生み出すので
素材から引くお出汁が大事!

ダシに対して動物の報酬効果が成立するためには、成分であるアミノ酸や核 酸のうま味に加えて匂いつまり風味が必要であることが分かっている。鰹や魚 などの天然の風味が必要である。

やみつきを支配する旨味の科学  京都大学農学研究科 伏木 亨


この条件ってつまり、

・白いごはん(糖質=エネルギー)
・引き立て出汁で作るお味噌汁(味覚と嗅覚)
という日本の家庭料理が理想のごはんなんです。


確かに私たちって
出汁と炭水化物(エネルギー)が
一緒になっているものって大好きですよね!

うどんやそば、
親子丼、
炊き立てごはんと味噌汁、などなど。


しかもお出汁オタク目線でいうと、
日本の出汁って最高なんです。

ブイヨンとか鶏ガラとかって
良い香りはしないんですよ。
しかも出汁取るのかなり大変。

でも日本の出汁って
昆布とかつお節2つあれば
おうちでカンタンに取れるし、
しかもかつお節が良い香りを
ふわっと立ち上がらせてくれます♡

だから、
・甘いものをやめたい
・食生活を整えたい
という方はまず、
美味しい和食作りに集中して
楽しんでみてください。

炊き込みごはんとかもいいと思うし、
・お味噌汁
・茶碗蒸し
・南蛮漬け
・煮物
・お浸し
・出汁あんかけ

なんでもいいのでまずは
自分が食べたいって思うものを。

食事のどこかに
良い香りのする出汁の滋味深い味わいの料理
を取り入れるということ。

これを日々楽しんでいけば
勝手に甘い物のことは忘れます。


ほんと、出汁って最高だし、
出汁がある日本人に生まれて
本当によかった♡

スーパーに行けばすぐに
昆布とかつお節買えるので
ぜひこの日本の暮らし、楽しんでいきましょう♪

ではまた!

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