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企業広報バイブル #31 新卒ちゃん恐るべし

🎵日米のリーディングカンパニーで企業広報を統括して気付けば28年。IT系、インターネット系、不動産、エンターテインメント企業、広告代理店、流通業界トップ企業広報アドバイザーまで色々。かなりの私見も交えて色々書いてみようと思い立ちました、、、🎵

やあ、自分でタイトルを決めた後、タッチーなタイトルだなと💦
ただ、外資系企業の求人で広報含め各求人はだいたい経験者求む、です。最低3年くらいから?なかなか、大きな企業にならないと新卒はとりません。即戦力の補充が優先です。面倒みてあげれないから、みんな、一杯いっぱいだから。新卒でナーンにも仕事がわからないまま広報部門で経験を積めるケースって、PR会社の新卒採用か、日系企業の総合職採用で広報部門へ配属された場合でしょう。

もともと、広報部門や財務部門、法務もですね、は専門職。新卒で配属されて一から学ぶケースは結構、受け入れ側も配属される側もタフです。大勢広報部員がいる場合は、広報誌を担当する人がいたり、HPを担当する人がいたり、役割分担が分かれているので、、とりあえず、会社のことを学べるように教育も兼ねて制作物の担当から入るのかなあ。徐々に、理解と経験を積みながら社外の人との仕事に入って行きます。

しかし、4、5名の部門だと、忙しいし、そんな悠長なことは言ってられません。先輩と一緒にOJTで現場にも出ます。現場で揉まれながら学んで行きます。

ただ、、最近、どこまでが会社として教育をする範囲なのか、これ、ご家庭で教育されてくるんじゃなかったっけ?と疑問にも思うケースもあります、正直、、、

⚫︎私と一緒にメディア訪問に行った新卒ちゃん。私をかき分け名刺を出してにこやかに編集長に挨拶(気絶)。
⚫︎社用車のドライバーさんが車のドアを開けたら、「ありがとうございます!」と、自分が座ってしまった子(社長、硬直)
⚫︎会議室がとれず、応接室ですいません、とソファー席に通された時、大胆に足を開いで座る膝丈スカートの子。
⚫︎お久しぶりです、と記者さんを訪ね、お互い近況を話し合いながら情報収集の会話中に、関係ない自分の学生時代の武勇伝ばかり機関銃トークするイケメン男子(コンパではないんだが、、、)
⚫︎明日は一緒に取引先とのイベント打ち合わせに行きましょう。着るもの、ちょっと気を配ってね(ジャケット着てきてね)、と伝えたら、ヒラヒラのお出かけワンピースで来た子、、、
⚫︎少し残業になっちゃうけど、これ、終わらせてくれるとたすかるなあ、と言ったら、にっこりと「はい!」。近くで大きな声で母親に電話をかけて、「お母さーーん、部長がどうしてもというので今日は残業になっちゃうの、ご飯、先に食べてねー」(帰って良いよ、私がやるからさ、、)

まあ、色々あるわけで、これ、会社が教育する範囲ですかぁ〜!!
世の親御さん、お願いしますよ!!!女の子には、せめて、せめて、足は閉じて座るよう躾けてください。就職前に、ぜひ、上司と外出したら、その上司より前にはしゃしゃり出ないように教えてあげてください。諸々、、、、

大企業以外、なかなか、人事部門の新人社員教育は行き届かない。あっても、本当に基本の部分だけである。中小企業に至ってはそんな教育はすっ飛ばされて仕事に入る。配属先の部門長は苦労するのです。ジェネレーションギャップ?なんでしょうかーーーーー!!!

先の、ソファーに大胆に足を広げてお座りになった女子には、隣に座った私がお客様に気づかれないように膝をツン!「膝、閉じよう」と小声で言いました。
彼女はお客様に聞こえる大きな声で、「部長!心配しないでください!これ、キュロットスカート(ズボン)ですから!!!」と。

そーゆーことではないのだよ、、、、見えなきゃ良いのかい!!!



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