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人間の本質に目を向けること

いつも読んでいただき
ありがとうございます。
さおりんです。


山梨県で在宅ケアを長年続けている女医
の内藤いづみさんがインタビューで
「先生の役割は何ですか?」
と質問された時、
「死んでいく人たち、家族の皆様に
安心していただくことです。」と
答えたそうです。


痛みがなくなって初めて患者さんは
本当に人間らしくいられます。


だから医師としての1番の役割は
肉体的な痛みを緩和することです。


そのうえで、
「私がついているから大丈夫ですよ。
何かあったらいつでも駆けつけて
診ますから、どうか安心してください。」


と本人や家族の不安を取り除いてあげる
のだそう。


さらに、
「1週間に4人の方を看取られたと
いうことだけど、その方たちの魂は
どこにいったのでしょう。」
という質問に
「私は死後の世界を知らないから
お答えはできません。だけど、はっきり
言えるのはいままであんなにいきいき
していた人の肉体が亡くなった瞬間から
まるでもぬけの殻になってしまうのです。
今しがたまで1人の人間としてお互いに
接触し喜びや悲しみを分かち合っていた
のに本当に抜け殻になってしまわれます。
そういう実感があります。
これを考えると、私は肉体からその人
の魂が抜けだしたと考えられます。」


人間が生きている間、肉体に宿って
人と人とを繋いでいた魂。
私はそれこそが神様から分け与えられた
命の本質だと思います。


魂が私たちの肉体に宿り、
さまざまなことを体験した後に、
肉体を離れていくのでは
ないでしょうか。


人間は生きている間、
悪いことを考えたり、嫌な習慣や癖を
身に付けていたりするものです。


しかしそれはその人の本質ではないです。
人の本質というのは
神様の命を分け与えられた存在であり、
心の習慣や癖、人間的な弱さ、愚かさ
などはすべてその付随物に過ぎない
のです。
私たちが生きていくうえで大切なのは
付随物に目を奪われることなく、
その奥にある人の本質に目を向けること
にあります。


誰もが神様からかけがえのない魂を
与えられると知れば、人々はもっと
分かち合えるし、社会も明るく
住みやすいものになるでしょう。


そのために些細なことでも目の前の人に
やれることを精いっぱい
やっていきましょう。
これが聖書の教えの中核を成しています。


次回はこちらの聖句についての
ストーリーをご紹介していきます。


損を引き受けられる人
この貧しいやもめは、
だれよりもたくさん入れた。
あの金持ちたちは皆、有り余る中から
献金したが、この人は、乏しい中から
持っている生活費を全部入れたから
である。
(ルカによる福音書21章3-4節)


ここまで読んでいただき
ありがとうございました。
さおりんでした。


今回ご紹介したのは、
シスターの鈴木秀子さんの著書
「自分を生き抜く聖書のことば」
について、ジェンダーのLGBTQ種族や
ADHD・HSPなどの繊細敏感種族、
いわゆる繊細感覚派が
生きづらい世の中から生きやすくなる
ために感銘を受けた思想を
私の主張も絡めながらご紹介しています。
ぜひ一度、読んでみてくださいね。

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