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「自分には難しい、できない」の対処法

「自分にはできない」
「私には難しい」

新しいことをしようとすると、こんな気持ちが湧いてくる。

昔も今も、多分、これからも。

そしてうまくいかなかったら、「やっぱり」「ほら、自分はダメだ」と妙に納得してしてしまう癖があることに、数年前に気づいた。さらに観察すると、そんな「ダメな自分」であることに、ホッとしているらしい。(この無意識なパターンに気づいたときに衝撃を受けた)

少しずつ、手放して今に至るけど。そのパターンは、やっぱり今もたまに顔を出して悩まされる。

新しい自分になる怖さや不安。
変わりたいけど、今までの自分でいる安心感。

誰しも持っている感情だ。

けど、そうしたネガティブな感情も自分なんだなーと冷静に受け止めてからは、責めることはなくなった。

ネガティブ感情が出てきたのなら、どっぷり浸かってみるのもいいと思うのだ。「ダメだなぁ」という自分をむしろ愛する。そうこうすると、しばらくしたら飽きて、また動き出したくなる。

「また、がんばろう」
「ここから、もう一度やってみよう」

生きるって、結局こういう地道な自分への声かけの繰り返しなのかもしれない。

早くどうにかしようとするから、焦ってうまくいかなくなる。

自分に普段どのような声をかけているか?

その重要性に気づいてからは、心の中にいつも無条件にエールをおくる「応援団」をつくっている。自分への声かけが、未来をつくるからだ。


現実を変えている人って、弱い自分もしっかりと直面して理解し、受け止めて進んでいるよなとまわりを見ていて気づく。決して感じていないわけではないのだ。むしろ、ダメダメな自分を超絶理解していると感じる。

「〇〇さんだからできる」ではなく、その〇〇さんも、新たな恐怖や不安も毎回感じているのだ。

その人にとって、今1番怖いのを。

「怖さを抱えつつやってみたけど、ダメだった」

私たちは、結果をすぐに追い求めてしまう傾向にあるけれど。自分の人生においては、ゆっくりでも、何回もやってみて数年かけて叶えるのでもいいじゃんって、私は思う。

自分のネガティブな気持ちに負けそうになったら、10年近く前、とある方から送られたポストカードのメッセージの言葉をいつも思い出す。

チャレンジすることは勇気がいるけど、チャレンジしないことを選ぶと5年後、10年後、自分がどうなるかはわかるよね!一度きりの人生、自分らしく^ ^

悩んでいるときに送られたこのメッセージは、今もチャレンジする際には背中を押してくれる。送り主の方は、少しスピリチュアリティな能力もある方だったので、私の人生の悩みやパターンを見抜いていたのかもしれない。

「最初から諦めてやらない」のと、「そんな自分を受け止めながらでも進んでうまくいかなかった」の両者では、その先の人生のパターンや未来は変わってくるだろう。

「望む結果」を得る過程で身についた知見や出会った人、出来事は財産になるし、思わぬ形や方向で未来に展開していくことも多々ある。伏線を回収するみたいに。

最初から一回でうまくいくわけない。
だって、自分だもん。
なら、2回、5回、10回やってみよう。

「だって自分だもん」をうまく活かす。

自分にしては、うまくいったことがあれば、すごいし、毎回心の中で自分を褒めようと思う。

「自分を褒めると、甘やかすみたいでイヤ」
「こんなことで自分を認めると、成長が止まるのでは?」

こんな謎の頑固さを手放してからは、目の前の出来事や出会う人がやさしくなった気がする。

もちろん、何かを行動すると、それなりの苦難には直面するけど、内なる自分の応援団(声)や、まわりには味方が増えているなと気づく。

それは、適度に自分へやさしい人は、多分周りに与える余裕があるからき味方が増えるのだろうと思う。本人な与えようと思っていなくとも、生きているだけでポジティブな影響を与えている人って、いる。

私みたい「自分はダメだ」と思いたい、ある意味頑固な人こそ、自分を褒めてほめまくるくらいでバランス的にはちょうどいいと思う。

だって、普段から無意識に必要な反省はしているはずだし、内省は得意だから。

他者にはやさしく

自分には厳しくとも、とにかく優しく理解して

そんな風に、今日も一日進んでいきたい。

そしたら明日、何かおもしろいことがあるかもしれない。

最後までお読みいただき嬉しいです♪ありがとうございます!これからも心を込めて執筆していきます。